ask.fmで、「東雲で新築マンションが出る予定は当分ないでしょうか? 先日の東雲のエントリを見て、余裕のある専有面積はすごく魅力的と感じました。 ただ、まとまった土地が売りに出ないと建てられないんじゃないかと思いますし、仮に今から建てても専有面積は広くならない気がしますが。。。」という質問をいただきました。
たしかに、これから新規開発のマンションがあったとしても、東雲の地に100平米前後の部屋を最上階以外で持つマンションは、土地代・建設費ともに上がっている現状では建てられないでしょう。クレヴィア豊洲の事例を見ても売りやすい70平米前後3LDKが売られていくのだと思います。それ以上をご希望ならいまの状況では素直に中古に行ったほうがいいですね。ブランズ豊洲やブリリア辰巳、バンベールルフォン辰巳など良質な中古物件がありますから。
さて先日、東雲イオンに行ったついでに、DHL倉庫跡地の状況を見てきましたので報告します。イオンの2階の歩道橋からDHL跡地が完全に更地になっていることが確認できます。上から見ると、どうやら区切った開発が行われているようです。
右側工事が始まっている一画がホテル用地ですね。ボーリングが行われていました。
建築看板を見ると、この一部が13階建てのホテル開発となっていることがわかりますね。場所柄、普通の出張族が使うようなビジネスホテル成立するのかな・・・となると、インバウンド需要狙いのホテルかと思いますが、どうでしょう?
そしてこの残った南側隣地は、どうなるのか?気になりますね。
答えは謄本を取得すればわかりました。三井造船が持っていた土地は下図DHLサービスセンターと三井造船東雲寮部分で、合計13,553平米です。
この土地は既に、いくつかに文筆されています。
おおよそ旧三井造船東雲寮部分は大東建託に、
DHLサービスセンターの北側1/5部分は第一リアルターに、
残りの部分は、三信住建(5%)+大和ハウス(20%)+京浜急行電鉄(50%)+京急不動産(20%)となっています(下東雲一丁目11番28謄本より)
残り8560平米の開発で、このメンツだと、まぁマンションで間違いないかと私は考えます。この地区は容積率300%ですから400戸前後のかなり大きなマンション開発が行われると思っていいのではないでしょうか。
何階建てぐらいが想定できますか?
プラウドタワー東雲向かいのごま油工場でしょうか(日経の横です)、そこも長谷工が取り壊しており、マンションではないかと思います。東雲のマンション建築ラッシュですね。
グランドシップも閉店取り壊しみたいですね
ごま油等合わせると敷地総面積はかなりのものとなりますね
東雲1丁目DHL跡地で、大成建設が準備工事を始めています。建築計画のお知らせ看板が出ていました。
敷地面積8582㎡、延べ床面積19600㎡、5階建、
高さ43.5mのデータセンターと事務所、
完成予定は2021年8月末とのことです。