この秋から入居が始まったBAYZ TOWER&GARDEN。東京ワンダフルプロジェクト第二段のタワーマンションにお呼ばれしたので行ってまいりました。兄弟マンションであるSKYZが三井色だとすれば、BAYZは東建色を若干強く感じました。
BAYZの特徴は、以前も述べましたが以下の通りです。
- 正方形で塔状比が良いため、特に角部屋においてワイドスパンの部屋が多い
- 免震装置により上部構造を軽くした恩恵をなるべく部屋に柱を入れないように設計している
- 順梁2450mmハイサッシの組み合わせにより、従来にない開放感を演出している
- 外廊下ではあるが、極太構造柱を廊下側に出すことにより、外廊下感を軽減
- SKYZとの共有施設相乗りにより、規模を超えた共用施設数を実現
ということで、マンションオタク的にも注目度が高い物件です。決してSKYZの弟分ではなく、専有部仕様は一部凌駕しています。本ブログの中古タワーマンション探訪エントリはお邪魔した専有部の写真は身バレを避けるためお見せしない、という趣旨ですが、専有部は想像以上でしたし、北側・東側・南側方向の開放感は事前予想を超えてました。
特に東側眺望は運河に面していて、開放感良いですね。東雲方向も遠くにタワマンが立ち並ぶ姿は圧巻です。
北側もパークアクシス豊洲が気になるかと思いきや、あまり気になりませんでした。
さて、BAYZの共用施設は以下の通り。
- ベイサイドラウンジ
- キッズガーデン
- ゲストルーム2室
- ラウンジ&バー
- パーティースペース(バーラウンジ併設)
- ライブラリー(バーラウンジ併設)
- スカイデッキ
となっています。
ベイサイドラウンジ
正面エントランスからまっすぐいくと、ベイサイドラウンジがあります。ここは30席弱ほどあるラウンジですが、左手に見える水盆によりまるで水の上に浮いているかのような意匠となっています。外は運河沿いに道歩く人たちを見つつくつろげる場所となっています。
その奥には、このマンションを特徴付ける施設があります。その名も
キッズガーデン
20mはあろうかという奥行きの大空間、本棚兼アスレチックの木のオブジェ、琉球畳の掘りごたつ、壁一面は黒板と育ち盛りの子どもの遊び場とママの語らいを兼ねた場所です。ここまで広ければ、イベントスペースや災害時の拠点にもなるでしょう。ここまで広く高いマンションの共用施設はあまり類例がありません。
「マンションのキッズスペースはそのうち使われなくなる」という批判はよく目にしますが、考えてみればそれは細かく区切られているからで、大きくスペースをとって多目的室に使うようにすれば、後々でも使えます。ましてやここはSKYZと共用空間なわけでこれから長く使われることでしょう。
今回はゲストルームを見ることはできませんでした。次回は、アラン・チャンがデザインしたオリエンタルテイストのラウンジ&バーをご紹介します。
運河に面しているのは南側と南西角です。西側はデータセンター側ですよ。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。