のらえもんがブログをはじめた当初に訪れた物件の一つ、「ザ・湾岸タワー レックスガーデン」に先日招待されたので訪問しました。
モデルルーム訪問記はこちら
ザ湾岸タワー レックスガーデン訪問 その1
ザ湾岸タワー レックスガーデン訪問 その2
最初期のエントリですのでまだ未熟さが前面にでてます。なんだか恥ずかしいですね。しかしこちらのマンションも竣工から3年半が経ちますね~
湾岸タワー レックスガーデンは逆梁アウトフレーム+DWを採用しています。こちらの組み合わせは、最近あまり見なくなったデザインです。もともとこちらのマンションは、プロパストが前田建設施工のタワーマンションを建てる事業計画でしたが、経営難のために前田建設系の正友地所に事業継承したという経緯があります。このマンションが有明のオリゾン・ガレリアに外観がどことなく似ているのは、この歴史的経緯からです。レックスガーデンという名前も正友地所系列のブランド名「レックス」から来てます。
さて話を戻すと、逆梁アウトフレームだとコンクリがマンション意匠の前面に出てきます。この縦の柱と横の梁がリズム感を生み出し、細長いタワーにマッチョ感を生み出します。柱も梁も違う色のタイルをあしらい、ロビー階にはまた別のクリーム色の石材を使うことによって、歩道のほうには圧迫感を出さないような工夫も凝らされています。
建物北西側には公開空地として「東雲の杜」が用意されています。竣工当初から思っていたのですが、このマンションは植栽がケチってなく最初から大きめの樹木を入れてますので、杜感は最初から出てました。
東雲の杜にはヤマモモがなってました。こちらひと昔はスーパーで見ましたが最近見ませんでね。食べる人はいなさそう・・・
さて、背の高い自動ドアを抜けロビーに入ると、左手にコンシェルジュカウンター・右手にロビーが見えます。
実はこのマンション、共用施設はこちらとスカイラウンジのみとなっています。訪問当日はスカイラウンジの写真を撮れませんでした(どなたかください)。
エレベーターを降りると、ホテルライクな内廊下となっています。
専有部の扉は木目調の耐火扉でした。
部屋も見せていただきましたが、リビングの天井がフラットで高いことを久しぶりに確認しました。全体的にハイサッシに作られていて、順梁物件と比べて窓の大きさを体感できますね。
西側中高層階から見ると、レインボーブリッジや東京タワーなどが一望できます。こちらの周りには高い建物の建設計画がないため、まだまだ眺望を楽しめそうです。
免震構造+内廊下+管理費平米150円(!!)という組み合わせはこのマンションの大きな特徴で、りんかい線東雲駅から徒歩3分というのも大きな武器ですね。東側晴海通りを渡ったところが都バスの深川車庫なのでこちらから始発バスが出ていたり、裏手目の前の京成バス車庫から、成田空港まで900円(!)のバスが1時間2本程度出ているのも便利です。
竣工以来の中古相場ですがこちらのグラフをご覧ください。
ザ 湾岸タワー レックスガーデン 在庫-成約グラフ 2012/12~2016/6
大体坪240~250くらいの相場となっています。専有部の部屋は50平米後半~70平米前半が多いので総額としては他のマンションよりも購入しやすい価格となります。ちなみにいま31階プレミアムフロア在庫が2つあるので、グラフにするとそちらが飛びぬけて高く見えています。
更新お疲れ様です
東雲は開発がひと段落して、大規模建築物(特に商業施設)が建たないので、湾岸エリアの中で一番価格が落ちやすそうなイメージが個人的にはあるんですが、現時点ではまだ安定してるんですね。
ただこの在庫の残り方が・・・
4~6カ月も個人で売り放置で耐えられる人結構いると見れば良いのか、全く買いがつかないし売りも下げないだけと見れば良いのか・・・
東雲予算と近い有明との比較が気になります。