このブログでの紹介が少し遅くなりました。2018年4月の開校を目指して、着工が始まった江東区立第二有明小・中学校の外観および内装イメージが、竹中工務店のニュースリリースにて公開されました。
耐火集成木材「燃エンウッド®」を活用した都市に立つ「木の学校」
「江東区立(仮称)第二有明小・中学校新築工事」が着工
2016年6月8日 株式会社竹中工務店
国産木材の集成材を使って大規模に木を使った校舎となる予定です。この校舎、めちゃくちゃ羨ましいんですけど!
第二有明小・中学校外観イメージ↓
校舎の中↓
木構造は耐火の観点から、国内の大規模・高層建築の事例はあまりなかったのですが、最近は耐火基準をクリアするために工夫された素材を使用する公共建築が増えているようです。
有明第二小中学校はこうした建物の中でもかなり大きな建築物となりそうです。
配置としてはこんな感じで、ブリリア有明シティータワーの北東側・ブリリア有明スカイタワーの北西側に立てられます。
本校北東側は入江と一体化された親水公園も整備されることになっており、東京23区でも屈指の恵まれた環境下の校舎となるのではないでしょうか。
想定通学区域は現状、先ほど挙げた2棟とブリリアマーレ有明の3棟となります。規模からするとこの3棟だけでは過大とも思える規模ですから、オリンピック後の仮設競技場跡地や周辺空き地・倉庫の順次タワマンへの移行を踏まえているといえるでしょう。具体的な計画は何も知りませんけどね。
一方、有明小は、本校ができるとオリゾンマーレ・ガレリアグランデ・シティタワー有明、そして有明3−1計画の子弟が通う学校となりそうです。有明小も、隣の嘉悦西の校長先生が羨ましいといったほどの設備に恵まれた公立小中学校です。
有明はどちらの学校も小中連携公立学校で校舎も新しく環境にも恵まれている、という観点でみれば都内でも非常に恵まれた場所となっています。
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