Brillia辰巳CANAL TERRACEに行ってきましたの続きです。
価格:
価格表です。いただいた資料に坪単価をつけてます。(クリックで拡大)
前回のエントリで南と東は眺望・日照にかなりの差があると書きましたが、
坪単価でいいますと10~15万円程度のアップとなっています。
70平米なら200~300万円の差ですね。
東向き北側(マンションお見合い)と南側(3Fまで板金屋)では
実はそれほど違いがありません。この差なら東向き北側を選択する
理由はあまりありません。
南側10Fくらいになると坪単価200万円を越してきており、
これなら維持費も同程度の湾岸タワーレックスガーデンの方がいいかなぁ。。。
管理費は平米あたり150円。修繕積立金が68円。
駐車場は3000円からとなっていますが、これは販売会社の戦略で
平均は1万円強です。それでも周辺相場から見れば割安です。
タワーマンションの維持管理費に慣れていると目に優しいですね。
PER:
すいません。実はメモっておらず、PERの目安が出せません。
総評:
まずはっきりと書きますが、竣工後マンションを定価で買う必要はありません。
値引きありきで考えるべきでしょう。
諸費用(4%)程度は向こうから提示してくるとは思いますが、
購入の意志をはっきり示して、総額いくらと交渉すれば10%程度の値引きは見込めると考えます。
といいますのも、近隣の他のマンションに比べてはっきりとしたウリがなく、
ここの上層階を買うお値段で、湾岸タワーレックスガーデンやプラウド東雲低層階が買えてしまうからです。
(維持費はこちらのほうが安いでしょうが、10年後の物件価格の事を考えると、、、)
内装も近隣のヴァンベールルフォン辰巳が勝ってます。
ただし、ヴァンベールは北側運河向きがメインです、こちらは南側メインです。
もう一つ気をつけて欲しいのが「比較的狭小スパン」の間取りであること。
わかりやすい例えでいうなら「ウナギの寝床」といったらいいのでしょうか。
平米数に対してバルコニーに面する面積が狭く、奥行きが長いプランが多くなっています。
こうした作りは、建物の幅に対して部屋数を多く割り当てることができる効率が良い間取りですが
住むことを考えますと、部屋全体が縦長になってしまい窮屈です。
このマンションをオススメする購買層
・ファミリー向け、世帯年収700万円超
・有明スカイタワーよりも広く安い物件を探している
・タワーマンションの維持管理費に疑問を持っている
・郊外ではなく都心に近いエリアで買いたい
強み
・維持管理費が安い
・自走式駐車場
弱み
・辰巳駅徒歩11分
・辰巳住宅の建て替わりによる将来の賃貸住宅の需給バランス崩壊
・近隣マンションに比べ明確なプラス点がない。
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