国家戦略特区認定を受ける、有明ガーデンシティですが、内閣府のホームページで概要が発表されました。
臨海副都心有明北地区地区計画(3-1-A,3-1-B,3-1-C街区)
(再開発等促進区を定める地区計画)
都市計画(素案)の概要
以下、今回新しく判明した部分を重点的に取り上げます。本エントリの画像は上記概要資料からの引用で、画像はクリックすると大きくなります。
3-1-A街区(タワマン部分)の変更部分:
・主な用途に駐車場が追加
・住戸数が1550戸→1540戸に変更
・駐車場台数は約940台→約770台に減少
3-1-B,C街区(ホテル+SC)の変更部分:
・主な用途から業務を削除、駐車場を追加
・B地区のホテル部分の階数が地上15階地下2階→地上16階地下1階に変更
・C地区は地上7階→地上10階へ変更
・C地区の高さが、GL+58m→GL+44mへ変更・容積対象面積は変わらず
「業務」機能が削られたのは驚きです。もともと有明北3-1地区の入札条件として、住・商・業とホールの複合施設とするのが条件でした。需要があまりなさそうな業務機能にこだわらず、アフターコンベンション機能やサービスアパートなどのMICE機能で吸収するということなのでしょうね。
↓2010年の住友不動産落札の東京都プレスリリース
そして、完成予想CGも公開されています!
角度的にはブリリアマーレ有明北東側最上階からみたイメージ図となります。省略されていますが、手前にはゆりかもめの高架が走っています。タワーマンション3棟の後ろ側には首都高速湾岸線が通ってます。右側タワーマンションとゆりかもめ有明駅はデッキで接続される予定です。
不確定ですが、上図に解説を加えたのが下図です。
高さ40mのショッピングセンターってどんな感じでしょうかね。配棟図と予想絵も公開されています。
アフターコンベンション(展示会のあとの催しや懇親会)機能がかなりうたわれていますし、ビッグサイト周辺にはあまり商業施設がないのが現状です。MICEを本気で進めるなら、もう千客万来とドッキングさせちゃうのはどうですかね。「ナイトライフの充実」「同伴家族との有意義な時間を楽しむための環境整備」などもうたわれています!
臨海副都心+新市場という地域の総合力で国際的な展示会や会議をガンガン引っ張ってきてほしいですね!
のらえもんさん、いつもありがとう!!!!
有明ガーデンシティを核として、生活エリアとしての有明の魅力が増すことを期待しております。
今や、ゆりかもめや湾岸線の車窓のみならず、羽田を発着する国際線の機窓から最初に「東京の街」として認識されるようになったといえるこの有明だからこそ、他にはない魅力を持つ新しい東京の街の代表格として着実に成長していけるよう、地域住民としてもサポートできればと思っております。
住友さんの代表作品として「行ってみたくなる街」として有明ガーデンシティが誕生するのを、今からとても心待ちにしております。
ぜひとも、住友さんにはこのビッグプロジェクトを成功させていただきたいと願っております。