ネタがないので、困った時のask.fm!そういえば下記の質問を受けていたのを忘れてました。
新規借り入れのオススメを変動、10年、35年それぞれで教えてください。
Q:
のら先生は借換にはりそな10年を推奨されてますが、新規借り入れのオススメを変動、10年、35年それぞれで教えてください。 –ask.fm
A:
そういえば、新規借り入れについてはあまり述べていませんでしたね。変動・10年・35年でオススメを述べてみましょう。すべて新規借入の場合です。
ちなみに、新築マンションのモデルルームでは提携銀行を勧められますが、並行して自分で探すこともできますし、中古マンションなら仲介店に行く前に最大予算の事前審査を受けていると仲介店側の対応が違います。
のらえもんオススメの変動金利銀行その1:じぶん銀行
なんといっても安い!
auとの関連性が深いネット銀行ですが、auを利用していなくても使えます。ネット系銀行最安値の変動金利なんと0.497%!
この銀行の特色は、50歳までの利用開始なら「がん50%保障団信」が無料で付帯していることです。変動金利で最安値の上に団信に上乗せ保障がついていることもオススメですね。
のらえもんオススメの変動金利銀行その2:住信SBIネット銀行
変動金利はじぶん銀行に及ばない0.439%(30年3月現在)ながらも、全疾病保障が付いています。
疾病保障は本当にいるのか、検討した過去エントリはこちらですが、無料で付帯しているなら邪魔になるものではないのでうれしいですよね。じぶん銀行も住信SBIも保証料が無いかわりに融資手数料が2.16%かかるタイプの銀行です。
4000万円を35年間元利金等0.497%と0.568%で借りたシミュレーションをしてみると:
0.497% ⇒ 103,781円/月
0.568% ⇒ 105,040円/月
ですので、月額は1259円となります。この差額で残高分の疾病特約を購入すると考えるなら十分検討範囲に入りますね。
のらえもんオススメの当初10年固定金利銀行:イオン銀行
うーん、いろいろ計算してみたんですが、表面金利はいろいろ安いところや迫るところはあります。たとえば、住信SBIなら0.770%、じぶん銀行なら0.780%という具合にです。でもこれらの銀行は10年の期間終了後の優遇幅はかなり縮小されてしまい、トータルとしてはあまり美味しくありません。それなら上記住信SBI固定金利20年を申し込んだほうがマシです。20年後はだいぶ残債も少なくなっているからです。
一方、イオン銀行なら、10年間の固定金利特約期間終了後から完済までの優遇幅が1.60%と非常に落ち込みが少ないので、トータル考えればイオン銀行がダントツに優れているといえるでしょう。
最後に、全期間固定ですが
これは先日書いたとおり、三菱東京UFJ銀行の「ずーっと固定金利コース」がネット系含めても一番安いです。団信込みで固定35年1.22%は、実質で比較すればフラット35よりも現状安くなります。
借り換えなら前に述べたように、りそな銀行の固定10年 0.550%!!が何も考えずともファイナルアンサーだと思うのですが、新規だとだいぶ事情が違うようで、調べる過程で私自身も勉強になりました。ありがとうございました。
いつも楽しく、参考にさせていただきながら読ませて頂いております。
ソニー銀行は固定期間終了後も金利優遇幅は変わらないと思うのですが、私の認識違いでしたらすみません。
4000万円借りて20年で返すとした場合、住宅ローン減税と金利がいってこいでほぼ金利負担0になるのか。
自分の入居までこの金利続いて欲しい。