久しぶりのモデルルーム訪問記です。厳密に言えば湾岸?という感じはありますが、今年の目標はもう少し視野を広げて、注目物件のモデルルームを訪問した際には、湾岸以外でも訪問記を上げていく予定です。
さて、大川端リバーシティー21の着工から早30年。今の形に完成してからも15年が経ったいま、対岸側に三井不動産が再開発事業のタワーマンションを分譲しています。それが「パークシティ中央湊 ザ タワー」です。いま第1期2次販売ですが、すでに半数以上が売れていて、もう少し早く訪問すればよかったと反省しきり。
このエントリの画像出典:パークシティ中央湊 ザ タワー公式Webページより
「東京の中央 水辺の静寂 AMAZING RIVER FRONT」。隅田川からみて内陸側ながら、水辺に近く(厳密に言えば川沿いではない)開放感がある環境がアピールポイントです。佃からの買い替え客を意識しているのか、コンセプトムービーでは対岸の佃の紹介が入ってました。
物件概要:
- 物件名:パークシティ中央湊 ザ タワー
- 地上36階地下1階免震タワーマンション
- 総戸数416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)
- 東京駅・銀座に徒歩で行くことが可能
- 中央区内陸側で最も高いタワーマンション
- 日比谷線八丁堀駅 徒歩6分、有楽町線新富町 徒歩8分、東京駅 徒歩20分
立地・周辺環境
中央区と一言に言っても商業の中心地銀座があり、オフィス街の日本橋があり、下町とタワマンが融合する月島・勝どきがあり、と様々ですが、湊・入船・新富町のあたりというと「?」な感じでした。雑居ビルと中小規模マンションと狭小戸建がひしめき合うという印象しかなく、モデルルーム訪問まで現地を歩いたことはありません。実際に歩いてみてもその印象はあまり変わりません。以外と公園や鉄砲洲稲荷神社があるなど、緑地もありました。いずれにせよ、高層ビルが立ち並び広く歩道が整備されているような地域とも違いますし、下町文化が色濃い地区です。
「パークシティ中央湊 ザ タワー」は、そうした湊地区の高度利用を進めるための再開発事業で、「湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」のプロジェクトでありまして、公開空地の設定や再開発事業促進のため、容積率と高さ制限のボーナスをもらい、周辺よりも一段高いタワーを建てることが可能になりました。
上図は再開発地域のマップですが、D1〜D4地区には3階建程度の住宅が並ぶと説明されています。A街区は住友不動産の担当でこちらに何が立つかはまだ未定とのことですが、70mの高さ制限があるそうです(本物件は高さ130m)。
ちなみに、東京駅にも歩いていける距離ではありますが、基本的には東15系統都バスもしくはタクシー利用となるでしょう。
本物件内にスーパーが入居予定ですが、どこかは先方との契約上お伝えできないと言われました。
既に、上層階の方があらかた売れてしまたので、他物件でやっている眺望シミュレーションは省略させていただきます。一応、公式Webページに掲載されている高さ102mからの眺望写真はこんな感じでした(クリックすると大きくなります)。夜景も素晴らしいのですがそれは公式からどうぞ。
東西南北にここより高い建物は無く、ここ10年以上は将来的にも眺望は保たれそうです。
建物・内装
さすがに高級物件だけあって、仕様は他のマンションと違います。
- 天井高2550mm
- 階高3300mm
- スラブ厚270~330mm
- エントランスから廊下部分まで、タイル貼り標準。無料でフローリングに変更することも可能
- 間取りはセレクトメニューから選ぶことが可能
- リビング部分天井カセットエアコン
- 温水式床暖房
- キッチン裏側収納カウンター標準装備
- ディスポーザー有
- タンクレストイレ
- シザーストーンのキッチンカウンター
- Low−E複層ガラス
普通ののマンションよりちょっとグレードが高い装備が満載で、コストカットの嵐だった某再開発タワー物件とは違い、テンション高く見学できました。
圧巻だったのは、奥行き2mのバルコニーです。このマンションは70平米台でも8mくらいのスパンが標準なので幅も十分にあり、さらに階高3300mmの恩恵もあってとても広く感じました。また、あまり柱が専有部に出ていないので、間取りも恵まれています(後述予定)。
次回は共用施設と価格を掲載する予定です。
年明け更新お疲れ様です
このシリーズ詳細に中身がわかるのでとてもいいですね
確かに湾岸?ですが湾岸民が職住近接を考えて中央区江東区に住むことを考えると、中央・江東以外の臨海副都心や都心3区は結構需要があると思います
またネタがあれば、よろしくお願いします