不動産を購入するときに、現金ニコニコ一括払いの人はなかなかいません。
普通のサラリーマンなら、親が極端なお金持ちで無い限り、住宅ローンを使います。
住宅ローンを借りるにあたって、「変動金利か固定金利か」が一番のポイントとなるでしょうが、昨今の世界的株安と金余り感のおかげで、35年固定金利のフラット35が、反則的な最安値となっています。
フラット35 最安融資金利推移
(グラフをクリックすると大きくなります)
今月の最安金利はなんと、1.84%!!
過去のエントリで「変動金利で借りて、固定金利との差額分を繰り上げ返済にまわしたほうがよい」と書いた私でも、この金利水準はめったに無い大チャンスだと思われます。私が今月融資実行だったら迷わずフラット35を選ぶでしょう。
更にフラット35Sの技術水準を満たす住宅を取得する場合には、金利が0.3%割り引かれますので、当初金利が1.54%と更に安くなります。
フラット35は住宅取得時だけでなく、借り換えもできます。
既に固定金利3%程度で借りている人(世の中結構多いはずです・・・)なら、手数料を払ってでも借り替えて金利負担を下げたほうが得です。融資残高にもよりますが、だいたい1%以上下がるなら借り換えてしまった方がメリット大きいはずです。借り換えを切り出すと、銀行さんがあわてて金利を下げるってのもあるみたいですね。。。
フラット35と検索すると、金利比較サイトがあまたヒットしますが、そんなところを経由せずとも、住宅金融支援機構のサイトで諸条件を入力すれば簡単に総支払額順にソートできます。
ひとつだけ気をつけていただきたいのは、フラット35は団体信用保険が付帯されていないことです。たいていの銀行ローンは団体信用保険が金利に含まれています。
融資残高が多いうちは掛け捨ての生命保険をかけておいたほうが無難でしょう。
P.S.
ただし、金利が最低水準といっても「今が買い時か??」といわれると、、、うーん。中古マンションも徐々に下がっていますし、ね。あくまで私見ですが。
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