相変わらずネタに困っているのらえもんです。
GWはモデルルーム訪問の最適な季節。
そういえばこのブログでHow toを書いたことがなかったので、私が普段モデルルームに訪問した際、何を見ているのかを書き出してみます。
1:立地のチェック
基本的にこのブログの訪問記を書くようなマンションは、ある程度土地勘がある場所の物件しか書きません。モデルルームを訪問する前に、建設予定地を一回りした上で周りに何が建っているのか・何が無いのか方角はどうかあたりを自分の目で調べます。眺望シミュレーション等はグーグルアース等で補完できますが、まずは自分の目が大事でしょう。
実物チェックの後に、モデルルームを訪問します。
販売側はシアターやジオラマ等で、立地面でのメリットを最大限に宣伝しますから、何を言って何を言わなかったのかは後々整理します。
模型説明がある場合、自分のマンション以外は透明な箱で説明されることが多いです。
気になる場合は、透明な箱がなんなのか、どれぐらい離れているのかを販売員から聞きだしましょう。
2:モデルルームの部屋
モデルルームはいろんな情報が詰まってます。
私はまずマクロ的にざっと構造面を見てから、内装をチェックします。
・入口、玄関ドアの寸法と高さ
・内装面
建具:ドアなどを開け閉めしてグレード感をチェック
ノブ等はずっと使うものですから、何度も握ります。
キッチン:広さやカウンター形状、導線等を見ます
床面:天然かそうでないか踏み心地はどうか等
壁紙:標準プランのグレードをチェックします
・構造面
天井高やサッシ高で広がり感が出ているか見ます
梁がどこまで部屋に出っ張っているか、下がり具合をチェックします
総じて、目線が少し上になります
3LDK→2LDK変更等をしている場合はどこの壁を取ったのかを確認
・家具やオプション
インテリアで販売側のメインターゲットを推定します。
また狭め2LDKや狭小スパン部屋の場合は、圧迫感軽減の工夫のヒントをもらったりしています
3:商談
まずはおおざっぱに価格表を見て、物件がどれくらいの坪単価かを推定します。
そののち、角と方角別のプレミアムの付け方を調べます。
気に入った部屋形状については、詳細な図面を見せてもらい、スパン幅や柱の位置等を確認します。
付近の中古と比べてどれくらい違うのか、想定賃料は、ライバル物件がある場合は、何が強み(そして弱み)なのかを販売員さんから聞き出します。
時間があればもう一度建設予定地を訪ねて終了です。
ブログにするには適切な分量もあるので訪問記は、だいたい自分が感じたこと・得た情報の2~3割程度しか書いてません。最終的には言語化しにくい感性の部分がありますので、ご自身の目でいろいろ見ることが大事かと思います。
のらえもんさん。
私は湾岸でもなく、タワーでもないマンションを最近購入しましたが、のらえもんさんのブログはよく読ませていただいています。
購入にあたり、いくつかのMRを見たところ、まるでテーマパークにいるかのように楽しくなり、どんどん新しい物件を訪問したくなってしまいました。しかし購入済みの今となっては、ほぼ買うつもりのない物件を見に行ってもいいのか迷ってしまいます。のらえもんさんはどう思いますか?
MR探訪シリーズを楽しみにしています。
>>N.Oさん
まずは、同じ趣味の方の誕生を歓迎します(笑)!
マンションが好きならMR訪問は悪ではないかと思います。
見ていけば目が肥えていきますし、マンションの個性もわかってきます。周りにマンションについて詳しい人との認知がされてくれば、同僚や友人から相談を受けたり良いと思った物件を自然と紹介しますよね?
営業マンのセールストークより友人の感想の方が10倍効果あります、結果的にはそれが販売につながるのではないでしょうか?