住まいスタジアム

住まいスタジアム・FPアドバイス事例集その1

のらえもんがプロデュースしたサービス「住まいスタジアム」、気がついたらローンチから5周年経っていました。

最近のらえもんブログで事例集出していないな、でも有料サービスでお出ししたものを事例として出すのは不適切だしなぁ…そうだ!のらえもんがみんなから無料で募集すればいいんだ!と気づいて、数分でこのツイート出しました。

枠は30分以内に完売いたしました。ご利用いただいた方誠にありがとうございました。
皆様の事例は匿名化された上で、面談レポートがすべて来ましたので、まずは2つの事例を参考までに共有させていただきます。今回の相談はすべて、住まいスタジアム代表の山田FPが対応させていただきました。事例集の公開で、プロフィールが似ていらっしゃる読者のみなさまのなにかの参考になれば幸いです。

山田:お金の使い方・趣味趣向・年収の上がり方など、ファイナンシャルアドバイスは人それぞれ。完全にオーダーメイドのものですので、自分も受けたいなと思ったら、住まいスタジアムのFP相談にぜひご応募ください!

相談ケース1:ご主人の年収900万円という年収のみでどの程度の予算まで住宅購入が可能なのか

山田:ご主人と奥様が37歳のご夫婦。お子さんはお二人いらっしゃって2人でどちらも未就学児というご家庭です。そしてこれから家を買おうと新築マンションのモデルルームに行きました。ご主人のご年収は900万円で奥様は専業主婦。銀行から6500万円の住宅ローンの事前審査はOKが出たのだが、果たして大丈夫なのだろうかと不安になられての応募でした。

キャッシュフロー表(以下CF表)のご説明をまず差し上げた上で、希望購入価格である6000万円・6500万円の2パターンで作成の上、 結果をもとにアドバイスをさせていただくことにさせていただきました。CF表作成のため、現在の収支の状況や将来のビジョン について細かくヒアリングをして精度を高めていきます。ヒアリングでこのような要素が出てきたので、CF表に反映させます。

  • 直近で転職予定。転職先のボーナスや退職金についてはまだわからないとのことで、会社規模から概算で試算
  • 奥様はお子様が手がかからなくなった頃に扶養範囲内で10年ほどパート勤務を希望とのこと
  • 現在の資産は普通預金のみ。NISAやiDeCoは住宅購入後に検討したい
  • 保険はご主人の都民共済のみ

後日、CF表を元にフィードバックさせていただきました。
結論からいえば、購入予算6500万円は厳しく、6000万円でも現役期間なら問題なく過ごせるが、老後にマイナスが出てしまう結果となります。マンションの購入を決める前にこのような結論を出してあげて、改善をするにはどうすればよいかをアドバイスさせていただくのが、FPとしての腕の見せどころとなります。といっても、基本的には2つしかありません。

  1. 収入を増やす
    →まずできることは奥様のパート期間の延長となります。
  2. 支出を減らす
    →お小遣い・旅費・雑費等を書き出して、無理のない範囲での減額を提示させていただきました。

これらの改善について相談者様から実施可能である旨回答をいただき、CF表に反映したところ、購入価格6000万円だと老後のマイナスがほぼなくなる結果となりました。現在の貯蓄は普通預金のみのようでしたが、NISAやiDeCoを活用し、上手に節税しながら老後の資金を貯めていくことも並行しておすすめしました。都民共済のコスパはとても高いのですが、退職直後の万が一のカバーも考えると、最低限の生命保険の検討もご提案させていただきました。また、iDeCoは転職後の制度も確かめるようにお伝えしています。

ご相談者様からは「老後の資金がマイナスになってしまうという状況をイメージできていなかったので、今回の相談でそれが可視化でき、改善点もわかったので良かった」とお喜びの声をいただきました。

のらえもんコメント:銀行の審査は、将来的に無理のない暮らしができるか、という審査ではありませんから注意が必要ですね。また、新築マンションの価格表やパンフレットを見ると、どうしても予算を積み増ししてしまう傾向にありますが、いったん冷静になって、どこまでなら支払えるのかと振り返るいいきっかけにしていただけたら良かったです!

相談ケース2:マンション購入の適正価格について知りたいご夫婦

山田:ご主人は41歳で奥様は31歳の共働きご夫婦。それぞれのご年収はご主人が1200万円、奥様が800万円のいわゆるパワーカップルです。お子さんはまだいらっしゃいませんが、将来的に3人を希望されています。

今回某新築マンションの購入に際し、以下2つの不安があるとのことで、現在の収支の状況や将来のビジョンについて詳しくヒアリングさせていただきました。

  1. 8000〜1億円程度の住宅予算は適当なのか?
  2. 3人の子供が生まれた時に、中学校から私立に通わせたいが大丈夫か

ヒアリングから得られた条件を元に、住宅予算別に5つの購入シミュレーションパターンを作成し、提示させていただきました。結論から言えば、1億円までの購入であれば、お子さまが3人私立の学校に行ったとしても、CF表上では将来的に1億円近い資産を貯めることが可能です。
現在既に5000万円以上の資産を有しているため、1億円という住宅予算も現実的な数字、教育費をかけてもライフプラン自体に問題は無し、と判断しています。また、投資リテラシーも高く既にNISAを活用し、ETF等様々な投資商品を活用し運用も出来ているため、資産運用についても、現状を維持していかれたらよろしいかと考えます。

また、住宅ローンの組み方についてもご相談を受けました。現状は金利が安いため、それぞれがローン減税をフルで使えるようにペアローンで検討しつつ、相手に万一のことがあった際にもローンが完済できる連生団信を検討することをおすすめします。また、ご主人さまが10歳年上ということでしたので、平均寿命から考えれば、奥様の老後の方が長いことが予想されます。終身保険等を活用して奥様が一人の老後を迎えた際も、資金的に不安が無いような備えも必要ではないかとコメントさせていただきました。

結論からいえば、非常にゆとりのあるパワーカップルのため、全く問題がない理想的な家計のパターンのご相談でした。お二人の貯蓄スピードやリテラシーがあれば、今後も不安なく余裕を持った暮らしができると思います。

のらえもんコメント:貯金5000万円・世帯年収2000万円超えのパワーカップルでも、1億円弱のマンション購入を考えると不安になるんですね…FPから太鼓判を押されて、安心材料にはなったと思います!3人の子育てをしながら共働きはかなりハードで、更に3人の中学受験の面倒を見て…となると住宅を買って支払っていくよりも子育ての方がずっと大変だと思いますが、がんばってください!日本の将来のために応援しています(謎目線)

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コメント

  • コメント (1)

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    • マンション考え中
    • 2022年 3月 05日

    ケース1の方が我が家に近い環境で、とても参考になりました!
    より具体的にイメージ出来れば嬉しいのですが、所有されてる金融資産の額や、車の有無も追記頂くことは可能でしょうか?

マンションコミュニティ総研の所長になりました

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