住まいスタジアム

住まいスタジアム事例集 テレワークをきっかけとした住宅購入のお手伝い

住まいスタジアムの最近の相談傾向をインタビューしてブログにしたところ、大きな反響がありました。そこでもう少し掘り下げて、住まいスタジアムで実際の相談業務を担当されている鶴田FPにインタビューしてみました。

のらえもん:緊急事態宣言明けからなかなか需要が戻らない業界が多い中、高額商品の住宅がここまで急回復したのは正直驚きました。テレワークがきっかけなのでしょうか?

鶴田FP:長く時間を過ごすことになる自宅環境の改善に自然と目が向くのでしょうね。実際、住まいスタジアムご利用のお客様の中でも、テレワーク恒久化や週の大半がテレワークになったため、住宅購入の検討を始めた、とおっしゃる割合が増えてきました。

特に多いのは30代の独身又はご夫婦共働きのケースです。今回は、モデルケースについてどのようなアドバイスをさせていただくのか、概要をシェアさせていただきます。

モデルケース1:テレワークをきっかけに住宅購入を考えた30代独身男性

  • 家賃は8万円〜。いまの住まいにそれなりに満足している。
  • 自宅での仕事が週3〜4日となり、自宅で過ごす時間が以前に比べて激増した。
  • 会社からこの働き方をずっと続けるという通達が出されたため、より自宅を快適にしたいと考えるようになった。
  • 5年間住むとの累計家賃は500万以上。もったいないのでは?
  • ライフプランの変更(結婚、転職等)に備え、資産価値の高いマンション購入にチャレンジしたい
  • 希望は仕事スペースが確保できる、1LDKもしくは2LDK

独身のお客様は以上のような条件の方が多いですね。ご希望を丁寧にヒアリングした上で、以下のパターンの試算を行わせていただきます。

1.現状の賃貸に住み続けた場合
2.もうすこし広い賃貸に引っ越した場合
3.購入する場合(3000万、3500万、4000万など)

購入される場合は、キャッシュフローの月々の収支で住宅ローン・管理費・修繕積立金・固定資産税といった全ての維持費を考慮しても支払っていけるかどうか。
更に帰省費、レジャーなどを考慮した年間での収支から購入可能額、安心できる額、といったことをアドバイスしております。

ご希望に応じて、賃料を高めに出したり、購入する物件を3パターン作成してみたり・・・などのご要望も承っています。数字として見えることで、よりご検討が深まります。試算のエクセルシートはお渡しますので、物件変更による頭金や物件価格の変更など細かい条件変更もご自身で対応可能です。また、投資についてのご相談も承っています、私の実際のポートフィリオをご覧いただきながら、短期から長期にかけての組み方など様々なアドバイスをさせていただきます。

資産性の高いマンションについては、住宅相談パートとなりますので、そちらでご相談いただきます。

モデルケース2:テレワークをきっかけに住宅購入を考えた30代DINKS

  • 賃貸で10〜15万円程度お支払されている方が多い
  • 現在の住環境からあまり変わらず、ただし今より広い2LDKをご希望される方が大多数
  • これからは夫婦ともに家の中で独立して仕事ができる環境を整えることが大事と考えていらっしゃる

DINKSの方ですと、やはり2LDK以上がマストという条件の方がほとんどです。夫婦2人ともテレワークで1LDKにお住まいですと、個室でないとゆっくり会議に参加できない、企業機密を守れない、などあるそうです。狭くても個室ニーズは増えていると感じますね。

お二人でのご購入、いわゆるダブルローンであれば、住宅ローンは相当な額まで借りられるケースが多くかなりの高額マンションまで手が届いてしまうのですが、安易に借りられるだけ借りるのは危険です。特にお子様の誕生を見込まれているかで、購入可能予算額はかなり変わって参ります。奥様のお勤め先が大企業であれば産休育休、時短といったことが可能になりますが、そうでない場合は、保守的な見積もりをおすすめしています。

現状で問題なく安心して支払っていけるけど、時短勤務期においては収入が下がるため、年間でマイナスになる時期などをお伝えします。
復帰のタイミング、物件金額、現在の預貯金で乗り切れるかどうかなどを確認し、マイナスの年を覚悟した上で、逆算すると頭金を入れないほうが良いですよ、とアドバイスすることもございます。

またお子様の教育をどのようにお考えなのかによっても、異なってまいります。教育費はご家庭によってまちまちです。
中学から私立のパターン、大学は国公立のバターンなど複数提示させていただくこともあります。

住宅だけでなく、教育費も加味の上、
1.現在賃貸の継続
2.購入(5000万、6000万、7000万など)
3.購入時期(いつ購入するのが良いのか)

いくらまでだったら安心なのかが数字としてはっきり分かって安心されて、コロナ禍ではありますが住宅購入に踏み切られる方が増えております。明るい顔で「思い切って相談して良かったです!」と喜ばれるケースが多いですね。住宅はやはり高額ですから、不安に感じられるのは普通です。

今回はテレワークを期に購入されたお客様へのアドバイスの一例ということで、比較的若い方の事例を挙げましたが、20代で来られる方も50代で相談に来られる方もいらっしゃいます。その都度最適なアドバイスをさせていただきますので、ぜひお越しいただければ幸いです!

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