一昨日あたりから東京BRT周辺の情報が錯綜しております。
【驚愕!】BRTのプレ運行2次、実は運行開始時期も何も決まってないらしい。このままだと本格運行なんて夢のまた夢。
晴海フラッグやメブクス豊洲の交通アクセスに大きく影響するけど大丈夫なんだろうか?#東京BRT pic.twitter.com/aZz7eBH2zU— ハルミズム (@harum_ism) October 20, 2021
東京BRT、まだ晴海・豊洲・有明でプレ運行(二次)が開始できない理由 東京都が回答https://t.co/SZ81zk0fEg
— とよすと (@toyosu_tokyo) October 21, 2021
ちょっと前までの役所への電話取材芸は私の領域だったんだけどな…本業が忙しすぎてだいぶ遅れました。
前提条件として、
東京BRTの整備主体:東京都都市整備局
車両の整備や運行:京成バス(が出資する東京BRT株式会社)
となります。
そして、東京2020大会が終わったあと運行開始されるはずのプレ2次が開始されないわ時期も示せていないわ、どうなっているの?と思っていたところTwitter界隈で騒ぎになっているみたいなんですよ。プレ2次どころか本格運行も危ういのではないか?と。「プレ2次開始は東京2020大会後とは言っている…クククしかしその時の指定まではしていないそのことをどうか諸君らも思い出していただきたい」にならないか心配です。
いったいなぜ進まないのか。
ということで、整備主体である都市整備局に10/22に電話してみました。
の「晴海フラッグに移住を考えています。しかし、Twitter界隈で本格運行されないのではないか?と噂が立っていて心配です。そもそもプレ2次ですらぜんぜん進んでいないように見えるのはなぜでしょう?」
都市整備局「五輪が一年延期されたこともあり、いろいろなスケジュールが後ろ倒しになってしまっています。工事に関する関係部局との調整に時間がかかっています」
ふむなるほど。でも関係部局って東京都庁内や京成バスとの調整なんじゃないの?なんできちんと進めていないのか外野からはわかりませんね。
都市整備局「プレ2次は計画遅れの状態ではありますが、きちんと運行しますし、晴海フラッグ街開きのときの本格運行のタイムスケジュールは守ります。」
の「開始時から計画よりも減便となったりしませんよね?」
都市整備局「減便にもしません。基本計画の運行間隔通りです。」
の「ありがとうございました。」
プレ2次は遅れているのに、本格運行は大丈夫?車両基地もきちんと用意されていないのに?ということで、ライアーゲームにならないよう、現状BRTターミナルになっている晴海二丁目の土地を持っている、東京都港湾局に電話をかけてみました。
の「晴海フラッグに移住予定のものです、現状BRTターミナルがある土地の利用はどうなってますか?」
港湾局「こちらの部局は東京都港湾エリアの地主として、計画を作って整備し、徐々に民間に売却していく目的を持つ部局です。東京BRTの主体は都市整備局さんですが、晴海二丁目の利用に関することであればこちらになります。御存知の通り五輪が1年遅れで開催されたことにより、計画に遅れが生じています。現状のバスターミナルより西側隣地にBRTの車両基地およびバスターミナルを建設する予定ですが、遅れていると聞いています。」
の「いま四角の未利用地になっている西側隣地ですね、ここに車両基地とバスターミナルが来るけど遅れていると。」
港湾局「はい。数年遅れくらいのようです。いまの東側利用地は将来的に売却予定ですが、ここをもう少し使わせてほしいと言われています」
の「とりあえず、東京BRTがないと晴海フラッグに安心して移住できません、よろしくお願いいたします」
うーん、なぜ遅々として進まないのかよくわかりませんね。都議会議員さんに議会で質問してもらうしかないのかな。「東京臨海部の勝どき、晴海、豊洲および有明エリアの住民は、東京BRTの運行開始を心待ちにしているが残念なことに東京2020大会後に行われる予定のプレ2次が開始時期すら発表できない状況にある。誰がどう止めているのか、いつになったら開始時期を示せるのか、2024年の晴海フラッグ街開き時には現計画通りの運行ができるのか、事業協力会社とコミュニケーションが取れているのか、回答を求む」的な。どなたか都議会議員さんのお知り合いいませんか?
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