前回に引き続き、本稿は、五輪前に収録したYouTubeチャンネル『東京不動産大学』の書き起こしです。前回の書き起こしをアップしたところ、ポジティブな反応が多かったので、もう一本書き起こしてみました!
稲垣:東京不動産大学の稲垣ヨシクニです。今回はのらえもんさんをお招きしまして、良いマンションって何なのか、というお話していければと思ってます。良いマンションて、かなり漠然としたテーマなんですけど、逆にちょっと漠然としたテーマを持って、雑談形式でお話していって、最後2人で「これが良いマンションだ!」という結論が出せればと思ってます。
のらえもん:結論出せるかな。頑張ります。マンションブロガーのらえもんです。
稲垣:早速ですけど、のらえもんさんが考える良いマンションの定義ってどんな感じですか?
のらえもん:難しいですけど、自分の趣向に合ったマンションですかね。それが良いマンションだとは思います。
稲垣:なるほど。客観的というよりは、自分から見て良いマンション。
のらえもん:確かに、「客観的に見て良いマンション」と「自分の趣向に合ってるマンション」て実は一緒なのかどうか、ちょっとよく分からないですね。
稲垣:うん、なるほど。僕はやっぱり不動産屋なので、リセールバリューというところを、お客様に対しては非常に強くお伝えしています。動画の中でも、ツイッターでも、リセールバリューを意識しましょうというお話をしています。
リセールバリューが高い=良いマンション。良いマンションという定義自体がちょっと曖昧ではありますけど、皆さんが良いと思って、資産性が落ちないよっていうマンションがリセールバリュー高いマンションじゃないかなと思うので、そこを強く主張しております。
のらえもん:確かに、リセールバリューが良いってのは、内見に来た人が良いマンションだと思って買ってくれる確率が高いマンション。それがすなわち「人気が高いマンション」、立地が良い、建物の規模がいい、デザインがいい、そういったものが確かに良いマンションという風になるかもしれませんね。
稲垣:そうですね。そこで共通してくるのが割とブランドとか、大手デベロッパーが作ったマンションですね。当然、三井、住友、三菱、野村、東急と、こういったところのブランドマンションですね。皆さんもご存知のパークがいっぱいついてたりとか、シティがいっぱいついていたりとか。
のらえもん:笑
稲垣:こういったマンションですかね。ブランド調査だとやっぱりPROUDシリーズが一番認知度が高いそうですけど、業界的には物件の数とかで言うと、やっぱり3大デベロッパーの方が数が多いので、僕たちが仲介として取り扱うのは、やっぱりパークタワーと、三井、三菱のパーク系、住友のシティ系が多いかなという認識ではありますね。
のらえもん:不動産の仲介マンとして、ブランドマンションっていうのはやっぱり紹介しやすいんですか?
稲垣:これは個人的な趣向も入っちゃいますけど、やっぱり僕ブランドマンションが好きなので動画の中で解説とかしてますけど、やっぱりブランドマンションに住まわれた方がいいですよとおすすめはしてます。実際にブランドマンションの方がリセールバリューが高いんですね。という観点でもおすすめはしてますね。
のらえもん:例えば10年、20年経った後に、ブランドマンションか、そうでないマンションで住み心地や清掃の状況は変わったりするんですか?
稲垣:これも実際に、絶対そうだってことはないんですけど、やっぱりブランドマンションで、イコール三井の物件だったら管理も三井になってると思うんですよ。ではなくて、例えば小さめのデベとかだと、日本ハウジングとかが建物管理をやっているケースが多いんですけど、十分なんですけど、やっぱり自社完結物件と比べると、若干愛情が足りないというかですね、、、はい。そういうふうに思うこともあるかなと思います。はい。
のらえもん:なるほど。そういう意味では、ブランドマンションっていうのはある程度安心※できるということなんですね。
※:ブランドマンションの中でも、途中で管理会社が変更になり別の管理会社が管理受託している物件もあります。その場合管理が悪いか?と言われるとそれは管理組合の力量次第かと考えます(のら)
稲垣:そうですね。ブランド=安心感なんですけど、まさにそのおっしゃる通りなのかなと不動産屋の観点としてはそう思います。
のらえもん:もう一つは、資金力があるデベロッパーじゃないと、大規模マンションは作れないですけど、僕はやっぱり大規模マンションが好きなんです。大規模マンションだと、建物が一つの街であるとか、大きくて目立つとか、いろんなことが棟内で完結できているとか、そういう面で好きなんです。小規模と比べたら、大規模マンションの方が僕は魅力的だと思うんですけど、稲垣さんはどう思いますか?
稲垣:大規模マンションの方が実際売りやすいですね。またリセールバリューの話になってしまうんですけど、大規模マンションってどのぐらいからかって、これも明確な定義はないと思うんですが、大体700戸くらいからですかね。取引事例とかも活発にあるために、非常にリセールがしやすいというところはあります。私自身もそこは個人の趣向としては同意で、当然共用部とかが充実してますし、大規模マンションの方がいいんじゃないかなとは思ってますね。
のらえもん:大規模マンション=タワーマンションではないんですけど、タワマンってどうですか?
稲垣:タワーマンション自体は、当然メリットとデメリットがあって、それも動画やツイッターで発信はしているんですけど、個人的にはタワーマンションは好きです。理由としては、当然敷地も効率よく作られていますし、高層階の眺望がいいというところがあるんですけど、僕はタワーマンションの低層階が好きなんですね。ちょっとこれは「えっ?」て思われるかもしれないですけど、僕は高所恐怖症なので、実は内見で30階とかのお部屋見る時、怖くてバルコニーに出られないんですね。
のらえもん:お〜〜〜、外廊下も怖いですか?
稲垣:外廊下、ぶっちゃけめちゃくちゃ怖くて、下を覗けないんですよ。
タワーマンションは何がいいかというと、やっぱり共用部が充実しているのが良くて、結構僕は共用部を使う派なので、フィットネスがあったらもちろん使います。建物の中にあるって結構意味があると思っていて、運動しますと言って、運動しなくなる理由ってやっぱり億劫だからじゃないですか。でもマンションの中にあったら運動しますよね。やっぱりそういうところもあって、タワーマンションの場合は、お部屋に住むということだけじゃなくて、ライフスタイルそのものを買えるというところが魅力的なんじゃないかなと思います。
のらえもん:僕はですね、タワーマンションの共用部の一番の魅力は、エントランスが広いことだと思うんですよ。門構えがとにかく立派なところに帰っていく。それが毎日のテンションを上げていく要素なんじゃないかなと思います。たまにコンシェルジュから見られたくないと、裏口からコソコソと出入りする人もいるんですけど、僕的には堂々と一番大きな正面玄関から通勤や通学をするっていうのが、タワーマンションの魅力なのかなと思いますね。
稲垣:クロノレジデンスだったらエスカレーターを上って。
のらえもん:そうですね、エスカレーターを必ず使って上がっていくので、それが良いんじゃないかな。
稲垣:ブリリアマーレ有明もエスカレーターですね。エスカレーター良いですね。
のらえもん:そうですね。前回のらえもんが好きなマンション一位に挙げさせていただいた「SKYZ TOWER&GARDEN」はないですけどね。
稲垣:はい。大体タワーマンションの魅力は共用部にあるというのは、お互いの共通認識になっているかなと思います。
のらえもん:そうですね。
稲垣:では、今お話してきた内容をとりまとめたいと思います。結局ですね、マンションごとに良いところ悪いところがあるかなと思うんですけど、タワーマンションであれば共用部が最大の魅力だよとか、これはお話はしてないんですけど、低層マンションであれば人が少なかったりとか、そういうところがあるかなと思います。
では良いマンションって何なのかというと、二つの観点でお話が出ました。1つは「自分のとって良いマンション」というところですね。自分が住みたいと思うマンションなのか。もう1つは「人にとっての良いマンションですね。」つまり、リセールバリューだったりとか、万人がどのように受けてくるのかっだったりなんですね。そこの要素としては共用部であったりとか、立地であったりとかっていうところが重要なんだよってお話が出てたかなと思います。ブランドマンションというところも今日のポイントですね。エントランスが豪華で帰るのがすごく幸せなんですとか、そういった自分の好きなマンションを選んでいって、なおかつ、リセールバリューが高い。これが良いマンションじゃないかなと思いますけど、のらえもんさんいかがでしょうか?
のらえもん:全く同感でございます(台本なしなんだけど完璧にまとめられて、話すことがなかった)
稲垣:はい。ありがとうございます(笑)今回はこんなところで終わりとさせていただきます。ご視聴ありがとうございました。
のらえもん:ありがとうございました!
のらえもん殿
貴殿の役目はぺちゃくちゃ評論家みたいなことをせず、地元密着型でブログを更新していくことだと思っています。評論家に成り下がるのいつでもできます。むしろ、湾岸のオリンピックの跡地がどの様に有効活用されるのか情報提供お願い致します。話に聞くと、カンダの前の跡地は公園になると聞いています。果たしてご存知でしょうか?
謹啓 とても有益なアドバイス、誠にありがとうございます。また平素より幣ブログをご覧になっていただき、ご支援、感謝に堪えません。私のブログでご不快なられた、ということでしたら、大変申し訳ないのですが、議員さまの情報発信や地域ブロガー様のも並行して情報収集されたらよろしいかと、存じます。そろそろ寒くなってまいります、お風邪など召さぬようご自愛くだされたく存じます。それでは失礼いたします