私はカッコいいマンションが大好きです。
このカッコいいというのは感性の問題ではありますが、ある程度誰でも共通してわかってくれると思います。特に大規模マンションとなると、その街を形作る一部になります。自分が毎日帰宅する場所が、のっぺりとした金太郎飴的な安普請マンションであるよりも、コストがかかっていて、”映える”マンションの方がウキウキしますね。
本日、外観が完成したプレミスト有明ガーデンズを見に行って、掛け値なしに「実にカッコいいマンションだな」と思ったんです。特に西棟から東棟のつなぎ目あたりまで。タワマン街に立つ唯一の分譲板状マンションとして、どのような意匠にするべきなのか。作り手の方々は相当考えて作られたんだなとわかるものでした。
これは有明テニスの森駅を降りてすぐ、西棟を撮ったものです。
単純にまっすぐな棟とはしませんでした。意図的に部屋をずらして3部屋+3部屋+4部屋の雁行風にすることにより、外観上のアクセントと部屋のバリエーションを付けています。なぜ他のマンションでも同じようなことをやらないのかって?それはコストがかかるからです。
そしてこの出っ張った部分。窓の処理が黒枠で囲っていて実にオシャレです。すいません。私仕上がり具合を模型とCGの段階では気づけませんでした。実際に竣工して実物を見て、ああ、これはとてもいいものだ、コストのかかったこだわりの見えるマンションだとわかったのです。
エントランスもイメージCGそのままなのですが、植栽もより高い樹に変更されていますし、実際に目にしてみると、マテリアルのチョイスがとても良くて、実物のほうがずっといいじゃん!と感じます。
画像出典:プレミスト有明ガーデンズ 公式Webページより
新橋・虎ノ門方面に行くBRT停留所がゆりかもめ有明テニスの森駅下にできるので、北西角地にメインエントランスを持ってきたんですね。
あと西棟と東棟をつなぐ部分。
この円柱に沿って壁面緑化も行われます。コンクリートとガラスだけでなく、緑でも魅せてくれるでしょう。普通につなげても良かったはずですが、東棟の角の処理といい、円柱の裏側にW字になるようになる意匠といい、相当気合が入ってます。
こちらは東棟ですが、西棟ほどボリュームがないため、そこまで変化はつけられていません。それでも、のっぺりを回避して、変化をつけていますね。
写真では若干わかりにくいのですが、植栽もきちんとされています。緑地帯の奥もしくは真ん中に高いものを、そして通路に近づくにつれて低いものを植えていっていますが、バラエティに富んでいて、ちゃんとした植栽業者が計画したんだなぁとひと目で分かるものです。
そして写真奥には、このエリア待望の大規模商業施設である「有明ガーデン」が、入居後すぐにオープンします。目測徒歩1分。
いや、本当にこのマンションは金利負担等など全く考えなかったら、竣工売りした方が絶対に良かったんじゃないか、そう思えるような完成度合いでした。
P.S.
板状マンションなのに、最上部ライトアップするんですね!
ライトアップかなり素敵でした!! pic.twitter.com/LXj8C7zClN
— ゴロッッッティ (@goro_wangan) January 12, 2020
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