パークタワー勝どき

パークタワー勝どきサウスのモデルルーム訪問と、当物件の販売手法についての感想

前回の更新からだいぶ日が経ってしまいました。本業のほうに忙殺されてしまい、ついついこちらの更新が滞ってすいません。パークタワー勝どきサウスのモデルルームを訪問はしていたのですが、ずいぶんと時間が経ってしまいました。

建設中のパークタワー勝どきミッド棟。下側業務施設部分が建っていました。ここまで完成しているとあとはあっという間に上に立ち上がります。

パークタワー勝どきミッドとサウスというそれぞれがメガ級のタワーマンションですけど、ミッドのように駅直結・地下から直接EVでフロアへ、などという明確な競争力を持っていません。ただし、サウスの方が規模が大きく足元に商業・業務施設が入っていないため、静かに暮らすにはこちらの方が良いかもしれません。ミッド棟と比べると、施工会社が違い(ミッド:清水建設、サウス:鹿島建設)ますし、構造もミッドは順梁・サウスは逆梁と違います。

逆梁なので、ミッドとちがって、柱がほぼ外に出ているのはとても良いポイントです!たとえば、今回売り出しのこのSW-73Cn’はデッドスペースがほぼありません。その代わり全室リビングインとなりますが…リビングイン間取りは好みが分かれますね。

パークタワー勝どきサウス SW-73Cn’タイプ 40F/9,140万円~54F/9,770万円

モデルルームはミッドのままなので、サウスについての仕様確認は、別コーナーとなります。サウス単体で1665戸のプロジェクトなのに、完全再現したモデルルームを省略してしまうというのは驚きです。リビングと洋室の天井高が2500mm、窓がない行燈部屋の天井高は2300mmという仕様ですので、ミッドと直接比較せずにVRで再現としておいた方が良いという判断なのかもしれません。内装についても、若干ダウングレードを感じました。例えば、専有部部屋扉の枠が白く塗りつぶされていました。細かいところですが、若干萎えます。

しかし、アウトフレームですので、室内に梁はほぼありませんし、下り天井も少なくすっきりした室内空間となります。

パークタワー勝どきサウス SW-85-Awタイプ 41F/12,320万円~54F/13,350万円。リビングFIX窓手前に逆梁のカウンターがある。住友不動産のダイレクトウィンドウのタイプだと若干怖さを感じる私にとっては、カウンターがあった方がむしろ良い。

SW-85AwのVR再現。眺望や家具有・無しまで含めてよく再現出来ているとは思うがモデルルームでの実物再現は一つ欲しいと思いました。超人気マンションなんだし。

「サウスとミッド、どちらが良いと思いますか?」という質問をよくいただきますが、「今選べるのはサウスだけなんだから、このマンションが欲しいと思ったら買いでミッドと比べない方が良い、いややっぱり別のマンションの方がと思ったらそっちに行った方が良い」という感じの回答を毎回しています。サウス、単体で見るといいタワマンだと思いますけどね!

あと、エントランスがとても良いですね。ミッドと違い、地上部に大きな空間を作れて、そこを毎日通れるのは大きなメリットです。また車持ちも大きな車寄せがあるサウスの方がメリット高く感じるでしょう。

パークタワー勝どきサウスエントランス再現CG 画像出展:パークタワー勝どき公式Webページより。

どこかで見たような、あっ、パークコート渋谷ザ・タワーだ!と思ったらデザイナーが一緒とか。そりゃそうですよね。なお、パークコート渋谷ザ・タワーを訪問させていただきましたが、とても素敵な空間に仕上がっていました。

さて、価格表ですが…ごめんなさい。
はじめてのらえもんフォーマットでの再現を断念しました。価格表に平米数が書いていないため、別の間取り図と突き合わせながら価格表を作らないといけないのですが、私の時間がありませんでした。こちらにプレミアムフロア・エグゼクティブフロアの価格表だけ置いておきます。スーペリアフロアの価格表は他のブログ等をご参照ください。空き時間を見つけてはポチポチとやっていたのですが、無理でした。

ミッドと違って、間取りの多さと方角の多さに面食らうと思いますが、SKYZ・勝どきザタワーの時のことを思い出しました。だいたいの人は一生に一度の買い物でしょうから、エンタメと思って楽しく間取り図を読み込みましょう。

さて、最後にミッドから始まるパークタワー勝どきの売出手法についてです。ミッド第一期は相当供給数を絞りましたが、これはコロナの影響がどうなるかわからなかった関係上、仕方がないことだと思います。
しかし、今となってもサウスの供給も相当絞っています。今回の売出対称の間取りも需要に比べると少ないでしょう、これは消費者側に大量の選択肢を与えると余計混乱するということもありますが、売出戸数を絞っている→案内も絞っている→モデルルームの予約が取れない→人気を過熱化している→次期以降の価格上げを匂わす(というか本当にやるでしょうね)という、三井不動産レジデンシャルさんの販売手法に違和感を持つのです。この疑問は、Twitterでも話題になりました。

我々消費者が転売ヤーを毛嫌いするのは、工業製品として同質のものを一定数供給されているものに対して、転売ヤーが買い占めて需給をより悪化させる方向に動き、アービトラージを企むからです。よく知られている例ではPS5がそうでしょう。しかし、ソニーは転売ヤーに利益を与えたいと思って供給数を絞っているのではなく、生産計画と販売計画上追いつかないので供給数が足りていないのです。

翻って、こちらの物件はどうでしょうか?なぜ予想される需要に対して販売をせずに、供給を相当絞っているのでしょうか。高値追求のためとしか思えません。

これ、都心の低層高級レジデンスだったら同じような疑問を持ったか?といえば答えはノーだと思います。では、同じマンション販売でなぜ違う感想を抱いてしまうのか?それは、「超大規模のタワマンは工業製品っぽいからだ」ということに気づきました。都心低層レジなら数十戸ですから供給が限られている美術品と似た感覚を私は勝手に受けているのかもしれません。逆にタワマンは同じような間取りがたくさんあり、倍率もうんとつくのだから、さっさと隣の販売も開ければいいじゃない?と思うのです。これは供給をメーカー側が絞っているように感じる(PS5を作るソニーと買い占めて需給を調整する転売ヤーが同じだと皆が疑問に感じるはず)からなのでしょうね。

三井不動産レジデンシャル側にも言い分はあるでしょうから、こちらのブログではここまでにしておきます。

 

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