GW最終日に行われた、ブランズタワー豊洲のプロジェクト発表会&建設地見学会に参加しました。資料請求者限定での案内でした。私は午前:有楽町でのプロジェクト発表会・午後:建設地見学会の部に参加しました。
プロジェクト発表会ですが、ほぼ既報通りの内容でして、新しい内容としては共用施設の数枚の新規公開と「予定価格は70平米で8,000万円台」という内容だけでした。発表会には20代の方は少なく、メインは40・50代に見えました。ちらほら30代と60代以上が見えるくらい。熱心に見ているのは「湾岸のマンションを一度購入された方でこちらに住み替えを考えている」という方がとても多いという印象です。
しかし、20分のプロモーションビデオの出来はともかく、その他コンテンツを入れる等もう少し力を入れたほうが良かったんじゃないかな・・・昨年行われた、プラウドシティ東雲キャナルマークスの発表会では芸能人を呼んで湾岸の未来とか期待に対するトークショーや模型などが展示されていて、評判が良かったのに対して肩透かしを食らった感じです。
部屋のタイプ数は65 X カラーバリエーション3種類 X セレクトプラン2~3種類。そのうち3LDKが614戸の53%。
70平米以上の間取りが519戸なので、少なくとも60平米台の3LDKが95戸以上存在することになります。まぁこう刻んでくるということは、坪単価が高い証拠。70平米8,000万円台という説明でしたが、8,000万円で坪378万円、8,500万円で坪401万円になります。もちろん、70平米”台”かもしれませんが豊洲の新築タワーマンションとしては過去最高額の更新は確実ということですね。
ブランズタワー豊洲は中間免震を採用しているので、1〜3階には住居が無く、4階にロビーや共用施設が集中配置されます。なお1階にはFM局が入るとのこと。ついに豊洲から情報発信をするところができましたか!しかし、この4階に配置するのは良い案だと思ってて、下手に高層の居住階にいろんなものを作っても騒音の問題と、そもそも専有部の高さが共用スペースにするには足りないことが多いので、ロビー階設けてそこに作ったほうが天高を高く取れて良いですよね。
プロジェクト発表会は30分で終了。有楽町マリオンで解散し、1時間半後の午後1時から現地に行けば建設地が見られますよとの案内でした。
ということで行ってきました建設現場見学会。待っていたのは、建設現場を直接見られる櫓とARでした。建設現場といっても、実際働いている人はいないし、説明員もいないので1分以上見る人はほぼおらず。肝心のARも、iPadで建ったらこんなふうになりますよ〜というイメージ図を見せられただけでした。
ちなみに、「敷地の3割が緑化されています!」と強調していらっしゃいましたけど、それ、江東区みどりの条例で定められた最低ラインです。。。むしろ、他ではやってないエリマネでできることをもっと強調すべきではと。
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ブランズタワー豊洲は、現時点で判明している物件スペックも立地も、ほぼ間違いはない物件であります。
しかし、この発表会に行っても新しく得られた情報はほぼ無いし、連休最終日を潰してまでこれに参加する程でもなかったな、という感想です。私は午前中の部で有楽町に行ったのですが、ムービーを見せられたあとすぐに解散させられて、「え?これだけ??」という空気が充満していたことをここに報告させていただきます。少なくとも数百人分のGWの最終日ですよ?このプロジェクト発表会に参加した人は基本的にWebサイトに登録済みの人で、掲載されている情報は一通りチェックしてきている熱心な人です。もっと物件に対する情報がほしい、そんなワクワクした気持ちを抱えて参加したはずですよね。そもそも、高額物件紹介で有楽町から豊洲まで勝手に来いってすごいなぁと。
住友なら会場の外に日交のタクシー並べて現地に直送するレベル https://t.co/vk2woGDPdO
— DJあかい (@aka1you) May 6, 2019
有楽町から豊洲までタクシーじゃなくて、あの内容なら現地近くの豊洲シビックセンターでよかったんじゃないかな。みんなの時間、本当に大事。
GWの連休をこの発表会の準備で費やした東急不動産はじめ本関係者の皆様には本当に申し訳ないのですが、これを取り仕切ってたのが、広告代理店かPR会社だったら、いますぐ首を切っていいおそまつなレベルだったし、売主側の手弁当でやっていたのなら、全く物件に対する情熱が足りなかったと思いますね。だって、豊洲で70平米8,000万円台で売る物件ですよ?当たり前の価格じゃないんですよ??こんな価格を「今、新築マンションは高騰しますしねぇ」と言いつつ、シラフで売れると思ってたら本当に大間違いだし、そもそもいままで湾岸の開発にほぼ顔を出していなかった東急さんですよね。東急ファンが集う東急沿線ならこれで十分なのかもしれませんけど、あれで顧客は喜んで買ってくれるはず、と認識していたなら相当お客をナメてるんじゃないかなと思いますね。湾岸の物件なんて夢を見させてナンボですよ。
別にプロジェクト発表会の出来不出来が物件の売れ行きを左右するほどとは思いませんけど、有名人を呼ばないなら呼ばないなりに、エリマネなどの取り組み予定や物件コンセプトの策定話など、熱意を壇上で語ったらどうでしたかね。「愛が長続きするタワー」なんでしょ?
以上です。
ここが手弁当かどうかはわかりませんが、
代理店側の名誉のために弁明すると、いくら代理店が入っていても、
しょっぱい予算しかもらえないときはしょっぱいことしかできないわけです。
タレントが必要かなどは議論の余地ありかとおもいますが、
ただ今回のターゲット層を考えると、電車移動させるなどというのはたしかにどうにかできなかったのか?
そういうレベル、そういう仕様の物件なのか?!と思わせて無理ないですね。