東雲SWOT分析、今回は東雲キャナルコートの”強み”について考えます。
SWOT分析とは強み・弱み・機会・脅威の4つに
区分して、自らの立ち位置を考える分析方法です。
「湾岸タワーマンションエリアとしての東雲のSWOT分析をしてみる」の
強みの項目から詳しく書き出してみましょう。
東雲キャナルコートとして大規模再開発地区である
三菱製鋼工場跡地の再開発としてスタートした東雲キャナルコートですが
総開発面積は16.4haと都内でも有数の開発規模で、
中央ゾーンに都市再生機構による賃貸住宅
運河ゾーンにタワーマンション街区
晴海通りゾーンには東雲イオンと合同庁舎、東雲公務員住宅
と計画的な再開発がなされています。
他の地域のように細切れ開発ではなく、一体感のある開発がされており
この点で東雲より上の湾岸地区はありません。
地区全体に整合性のある開発がされており、デザイン性が高い居住区
中央ゾーンには東雲キャナルコートCODANとなっていますが、
CODANは街区ごとに日本を代表する建築家によって設計された
デザイナーズマンションになっています。
中央の街路はS字カーブになっており、左右に商店街が並び、
ところどころに、デザインセンスを感じさせるオブジェなどが配置されています。
東側の運河沿いには45度づつ見合いにならないように建設された
タワーマンションが並んでいて、実際見てみると壮観です。
賃貸/分譲がバランスよく配置されており、住民層の固定化解消が図られている
運河沿いのタワーマンションは分譲
中央のデザイナーズマンションは賃貸と
バランス良く配置されており、住民が固定化して一斉に
高齢化を迎えるような事態をあらかじめ避けている計画になっています。
分譲一本槍の有明とは違う開発思想です。
(そもそも有明に統一した開発思想なんてないけど)
有楽町線辰巳駅が最寄。都心直結のメトロ路線を使える利便性に優れる
有楽町線は、池袋から新木場まで都心を左上から右下に通過する路線で、
乗換ポイントも多く、東京に地下鉄で乗り入れできるメリットは
郊外私鉄から住みかえると便利さを実感するはずです。
また有楽町線は、比較的空いている路線で通勤もさほど苦になりません。
交通面で不利な晴海や有明に比べて有利な点です。
りんかい線東雲駅も使用可能。りんかい線は現状座って通勤できる路線である
有明のエントリでも触れましたが、りんかい線は現状座って渋谷新宿に通勤できる
ほぼ唯一の路線であり、通勤地獄から解放されます。
座れる時間を有効に活用すれば、今より多くの時間を自分のために使えます。
イオンが地区内にあり、庶民的な価格の大規模スーパーが徒歩圏にある
大規模スーパーの東雲イオンが地区内にあり、24時間営業しています。
都内ですと、庶民的な価格のスーパーが近くに無い地区も数多くありますが
東雲はそういった心配とは無縁です。
分譲マンションはそれなりの価格形成がされており、値落ちも少ない
既存のタワーマンションは、それなりの価格形成がされています。
利便性も一定確保されていますので、大きく値上がりはありませんが
暴落のリスクも少ないと考えます。
(豊洲のように高くないので、落ちても値下がり幅が小さい)
今後はゆるやかな価格推移になると考えます。
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