2017年はじめから分譲開始となる超大規模タワーマンションといえば、品川シーサイドの【プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー】です。このマンションは対となるザ・レジデンスあわせて1152戸となるビックプロジェクトです。モデルルームは12月中旬からザ・レジデンスのほうの紹介も始まっているそうです。本エントリの画像はクリックすると大きくなります。
本物件モデルルームの上階は積水ハウスが分譲するグランドメゾン品川シーサイドの杜であります(ちょっと珍しい)
物件概要
・物件名: プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー
・総戸数817戸
・品川シーサイドフォレスト街区内
・品川シーサイド駅とペデストリアンデッキで接続
・29階建て免震タワーマンション
・りんかい線「品川シーサイド駅」徒歩3分、京急本線「青物横丁駅」徒歩10分、JR京浜東北線「大井町駅」徒歩16分
立地・周辺環境
本物件は、「品川シーサイドフォレスト街区」内最後のプロジェクトであります。品川シーサイドフォレストは、オフィスビル・イオン品川シーサイド・オーバルガーデン(専門店街)・住居棟などの複合開発となっています。最寄り路線のりんかい線は、思いのほか便利かつ空いている路線で、渋谷新宿方面には座って通勤が可能ですし、本物件そばのバス停から品川駅行きバスが頻繁に出ています。
本エントリの画像出典:プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー公式Webページより
買い物には非常に便利な場所です。24時まで営業しているイオンをはじめとして、オーバルガーデンや青物横丁周辺には商店が立ち並んでいます。通勤・買い物にはとても便利な場所でしょう。
ただ公立小学校は城南小学校の学区で、本物件から徒歩10分(大人の足で)。大通りを最低2回は渡らないといけないのでそこだけがちょっとだけ心配ですね。中学校の方が近くなります。
画像出典:プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー図面集よりスキャン
本物件は、台形の形をしております。これは隣接ビルとお見合いとなる北側住居の設定数を極力減らすこと、そして眺望が確保できる北西方向の設定を増やすためと思われます。3~26階まで同じ間取りが続くので専有部設計はシンプルといえるでしょう。
北側Na~Ndは品川シーサイドサウスタワーと、東側Ed~Ehは品川シーサイドビュータワー2と、南西角部屋Saはカスタリアタワー品川シーサイドがそれぞれかなり近い位置関係にあり、価格表を見ても影響ははっきり見て取れます。価格表については次回のエントリとさせてください。
眺望
主に南方向S(x)と西方向W(x)部屋が眺望がのぞめる部屋となります。2方向をシミュレーションしました。高さは75mで本物件の20階よりちょっと上層階くらいの設定となります。
西方向は大井町方向です。
こちらの方向は、カスタリアタワー品川シーサイド以外に大きな建物は現状建っていません。右側に遠く見えるのは大崎のビルですね。
南側は大井方面です。
下側に見える白い建物は兄弟物件のザ・レジデンスの建設予定地となります。こちらは地上15階建てですので圧迫感は無いものの中層階より下は眺望の影響があります。
建物・内装
免震タワーで万が一の時の防災グッズも備えている・・・のですが、こちら珍しい(?)長谷工施工のタワーマンションです。そのため、随所に?な構造があります。高さ制限100mと容積率590%を消化するためなのでしょうけど、間取りに影響が出ていますね。
もう一度こちらの平面図を見ていただきたいのですが、今時珍しいバルコニー側インフレームです。また専有部の真ん中部分に構造柱があります。外周部分に余裕があり、各専有部のスパン幅をもう少し広く取ることができれば、こういう造りにはならないとは思うのですが。バルコニーも部屋によっては今どき1,500mmと若干少ない部屋もあります(もちろん2,000mm住戸もあります)。
- 天井高2550mm(通常)、2650mm(プレミアムフロア)
- タンクレストイレ装備
- 魔法瓶・低床浴槽
- 複層ガラス・断熱等性能等級4
- 天然御影石+ディスポーザー+浄水器一体型+食器洗い乾燥機付き
- カーシェアリング3台
- 電動レンタサイクル24台+子供用6台
もちろん、不動産の価値は立地がまず第一です。住宅性能的にはなんら不足していませんし、これで十分かもしれませんね。
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