中古タワーマンション探訪シリーズの「シティタワー品川」編、今回は相場について取り上げます。
上の写真は東京モノレールの車窓から撮りました。左から「シティタワー品川」「コスモポリス品川」「フェイバリッチタワー品川」ですね。フェイバリッチタワーは、エディットメイドプランで間取り豊富・窓形状すら変えられるという、国内でもあまり事例が無いタワーマンションです。
さて、気を取り直してメインエントランスに向かいましょう。今の季節、紅葉がきれいなアプローチを通り、
モダンなロビーに入ります。左手はコンシェルジュカウンターです。
共用施設についてですが、特に強調するほどの規模はありませんが一通りは押さえられています。
- ゲストルーム2室(31階)
- パーティールーム(32階)
- キッズルーム(2階)
- 集会室(2階)
そもそも、利便性良い立地ですし棟内に商店街も入ってますから共用施設の手数はそれほど必要ありませんね。
相場感
成約事例を調べるとこの1年間で21例もありました。
シティタワー品川 在庫-成約グラフ 期間:2015/11~2016/11
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成約と在庫に明らかに相場の開きがあるように思えます。線形近似を取ってみるとその差約坪20くらいですね。ここが双方折り合って成約に至るイメージの散布図となりました。
ただ、階数別に取ると少し印象は違います。
シティタワー品川 在庫-成約グラフ階数別 期間:2015/11~2016/11
売れているのは安めの中層階までが多く、在庫は高層階に集中しています。元々このマンションは新築時の値段は階数差がそこまでついていなかったのですが、階数に対する価値は売主側が思うほど買主側が感じていないのかもしれません。
このマンション、専有面積が80平米以上の部屋が多いので坪240万円~260万円だとしてもかなり総額が張ってきます。そのあたりが、総額の安い部屋から決まっていく要因かもしれませんね。
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