新交通など

TX臨海地域延伸案についてのルート私案

次期答申の案をよく読んでみると、前回のように優先度をはっきりさせるのではなく、事業スキームができた順からがんばれ、という印象を受けます。今回のエントリから本ブログは「都心部・臨海地域地下鉄構想」という位置づけよりも「つくばエクスプレスの東京~臨海地域延伸」と今後捉えたいと思います。

というのも、つくばエクスプレスからの延伸と考えるとこの構想全体が非常にすっきりするからです。

  1. 事業化の際に運行主体がつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)であることがはっきりする
  2. もともとの臨海地域地下鉄構想は有楽町もしくは銀座終点の超短距離地下鉄路線であったが、これが秋葉原まで結ぶことになり、距離当たりの単価が下がる。一般的に短距離であるほど高コストとなる
  3. 始点となるTX秋葉原駅は地下33mであり、大深度法の適用となる40mとなるまであと少しである
  4. 国際展示場がJR羽田アクセスラインによって結ばれると、ここから新市場・築地・銀座・東京・御徒町・秋葉原・浅草など、インバウンド観光需要が見込める地域を一気通貫で通る路線となる
  5. TXが結ぶ郊外から羽田行きへのアクセスが劇的に改善する

ということで、さっそく私案を考えてみました。東京駅への延伸は八重洲側方向を支持します。

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秋葉原から東京駅に向かうルートが一番悩ましいです。大深度を使うということで、上図ではほとんど山手線の地下を通していますが、むしろ神田~三越前~日本橋の銀座線直下ルートの方が良いのかもしれません。

ただこちらのルートですと、東京駅が少し遠くなります。「八重洲二丁目北地区再開発事業」のB2に作られるバスターミナルと結線するのではないか、と私はにらんでます。となると外堀通りの地下を通すしかないですね。ここでBRTとも合流しますし、各種バスが出ます。

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画像出典:三井不動産ニュースリリース「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」計画概要についてより

つくばエクスプレスの東京延伸原案では丸の内側のほうが有力でしたが、こちらだと臨海部へルートを通しにくいということで八重洲を選びました。

そのまま外堀どおりを南下し、有楽町で晴海通り下に向かいます。こちらは日比谷線の直下となりますが、日比谷線はそこまで深くないので、こちらに通せると思います。そのまま、晴海通りを南下して、首都高湾岸線でカーブして国際展示場駅に接続します。

国際展示場駅の深さは約20m。この直下は考えにくいでしょうから、首都高の地下でしょうかね~。あとは岩盤の関係もありますが。なんとか前に進めてほしい案件です。

ただ、建設通信さんのニュース見ると、江東区長は8号線に全力で、この路線についてはガン無視なんですよね~

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コメント

  • コメント (1)

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    • 晴海居住者
    • 2016年 4月 19日

    中央区の調査報告書にある検討内容がある程度反映されるのであれば、勝どきには駅は設けられず、代わりに築地の勝鬨橋寄りに駅ができるのではないかと考えました。
    根拠①:大江戸線勝どき駅の混雑緩和が本路線の命題のひとつであり、without比で利用者を減少させるためには乗り換えがあまり便利にならないようにするのでは?
    根拠②:鉄道利用不便地域の解消が本路線の命題のひとつだが、勝どきに新駅を設けても不便地域を減らすことにはつながらない。築地の勝鬨橋寄りに新駅を設ければ内陸側に残る数少ない不便地域(といってもせいぜい駅から700m以内ですが)を概ね解消できる。(不便地域解消のためだけなら環2沿いに通したほうがよいですがBRTともろかぶりですし、晴海トリトンスクエアから便利に利用できないと勝どき駅混雑解消につながらないのでそれはないかなと)
    根拠③:利用者便益分布をみると築地が晴海・豊洲・有明と同等レベルに高い。東京都の便益分布では有明よりも築地が高い。すでに日比谷線・有楽町線・大江戸線の駅がある築地に高い便益をもたらすには地域内に駅を設ける必要があるのでは?
    なお晴海新駅の出口を黎明橋寄りに設けることで勝どき駅最寄出口まで300m程度となり、大江戸線から本路線の利用も便利とは言えずとも十分可能となりますし、「河川・運河で分断されている地域ではなるべく両地域からの利用を可能にする」という方針にもつながります。
    加えて新市場最寄新駅は新豊洲駅と木遣り橋の間に設けることで有明北地区からの利用も考慮することになるのではないかなと。
    長文失礼しました。

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