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【書評】誰も触れない不動産投資の不都合な真実

最近ネタが無いので、週末にららぽ紀伊国屋・不動産コーナーに寄っていくつか書籍を購入しました。不動産投資系の本がメインだったのですが、これは不動産投資という視点が私に不足しているので、こちらを補うためであり、「不動産投資を真剣に考えるブログ」への鞍替え準備ではありません(笑)あと、自己マンション購入についての本は私の本含めそこまで出てないのに、不動産投資についてはいっぱい出てきますね。あ、「自己資金ゼロで~」とか「ボロ家投資で~」という本はもちろんスルーです。私はジェットコースターに乗りたいとは思ってないので。

ぱっと見、一番最初に目についたのはこちらの本でした。著者は経営コンサルから分譲マンション管理会社に転職された一風変わった経歴を持つお方です。

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不動産投資と聞くと、何やら危険な香りがする、と考えてしまうのは私がごく普通のサラリーマン家庭に生まれ育った生い立ちが関係するかもしれません。借金は悪でとにかく早期返済が善。その考え方を打破できたのは、私自身が自分が住むためのマンション購入のために、住宅ローンについて調べたからでした。不動産投資はローンと切っても切り離せない関係にあります(手持ちキャッシュでどうとでもなる人はこのブログのターゲットではないです)。この考えは応用すれば、自分が住まない住宅への投資にもつながります。

この本は、”ダイヤモンドZAI”とか”ビッグトゥモロウ”とかを購入して、「投資」というものに目覚め鼻息荒く不動産コーナーに行って、初心者本を一冊目読了した後に次の本として読むのにはお勧めです。ZAIなどに載ってるザル計算の甘さを指摘した過去ツイートはこちら↓

不動産投資はビジネスです。ビジネスですから相手があり彼らも利益のためにビジネスをしています、不動産投資の相手方は、「銀行」「不動産仲介店」「管理会社」「サブリーサー」「税理士・税務署」などがあるでしょう。

本書は彼ら周辺プレイヤーの思考に立って、「彼らは商売でこんなことを考えている」「だからこのように行動する必要がある」と説いています。実はこの姿勢は拙著「本当に役立つマンション購入術」でも使った手法で、業界外の人間が業界内のロジックを掴むのに役立つ手法です。すべて読みましたが論理的には矛盾する箇所はなく、非常にすんなり、わかりやすい本でした。

ただし、本書は「不都合な真実」の記述にフォーカスがあたっており、具体的な計算方法や最初の一歩目については細かく触れられていません。最初の第一歩を踏み出すには、類書が必要で、不動産投資 1年目の教科書究極の中古マンション投資の教科書などが役立つと思います。先日この本とセットで購入した元IBMの方が書かれた本も読了したら紹介いたします。

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コメント

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  1. 学びがありました。ありがとうございます。「投資」をどうとらえるか、個人差があります。数億円とは言わないまでも、一回の買い替えで数千万円のキャピタルゲインを狙う投資と、定年後も被雇用者を続けて若者の就職機会を圧迫することなく、それなりの生活を維持するための投資とでは、目的、行動様式が異なってきます。すでにお読みになったと思いますが、牧野知宏さんの「町の不動産やさんはなぜなくならないか」(題名は正確ではない)や題名は忘れましたが堅実な大家業についての著作も面白かったです。

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