有明のタワーマンションは、豪華共用施設が売りのタワーマンションがほとんどですが、唯一の例外が「シティータワー有明」です。
維持費がかかる施設を排除し、そのかわりロビーを3階ぶちぬきで贅沢に使った免震マンションです。住友お得意のダイレクトウィンドウ設定で、都内有数の眺望をほこる有明の景色を専有部から一番楽しめるマンションです。
ダイレクトウィンドウとは↓こういう、足元ぎりぎりまで窓ガラスという、眺望に特化した設計のことです。
このエントリの写真出典:シティータワー有明 旧公式より。今は存在せず
立地的には江東区有明の一番東側、東雲地区に近いところです。そのため、りんかい線には国際展示場ではなく、東雲が最寄駅となります。外観は豊洲にあるシティータワーズ豊洲とほぼ同じ、ソリッドなモノリスデザインとなっています。
物件概要
- 物件名:シティータワー有明
- 総戸数:33階建て483戸
- 免震・ダイナミックパノラマウィンドウのマンション
- ゆりかもめ「有明テニスの森」駅徒歩10分 りんかい線「東雲」駅徒歩12分
立地・周辺環境
シティータワー有明は、北西方向がオリンピックバレーボール会場建設予定地、北東方向が7階建て程度のビル、南東側は東京有明医療大学、そして南西側は27階建てタワーマンション(ガレリアグランデ)となっています。臨海副都心の東端で、目の前は有明小中学校と有明医療大、有明教育芸術短大、かえつ有明中高がある文教エリアに面しています。
つまり南東側・北西側どちらも将来眺望を塞がれる心配がありません。
眺望
専有部からの眺望は北西・北東・南東の3方向。グーグルアースでの眺望シミュレーションはすべて地上75m、22Fあたりの眺望です。
GoogleアースのシミュレーションですとSKYZとBAYZが建ってませんが、運河を挟んでますので眺望の邪魔にはなりません。足元は東京オリンピックのバレーボール会場となる有明アリーナがの建設予定地です。眺望を阻害される心配がなく、ダイレクトウィンドウと相まって最高の眺望を楽しめるでしょう。
東雲方向となります。20F程度となると、都営アパート群の頭を超え、東雲のタワーマンション群が広がる眺望となります。
南東面は有明の文教地区となり、10階以上となると、目の前を遮る建物がなくなります。東京ゲートブリッジまでよく見渡せる景色となります。
建物・内装
BACができるまで有明唯一の免震かつ内廊下のマンションでした。内装面は最新マンションと見劣りしません。また3.11では被害がほぼ無かったとか。それが一番の財産ですね。
- リビング天井高2630mm
- ボイドスラブ厚220mm
- サッシ高:2200mm
- 二重床二重天井
- ディスポーザー付
北西側住戸に入ったことがありますが、この景色は一度見たら忘れられませんね。北西側は都内でも有数の眺望マンションでしょう。
このマンション、ベランダが狭いですが、単純な田の字プランはなく、廊下を狭くすることで、専有面積の割には居室面積が広い間取りプランが多いです。
次回は、共用施設と相場観を取り上げることにしましょう。
のらえもん様
いつも楽しく拝読させていただいております。
私、HNの通りCTA住民なのですが、南東方面で眺望が期待できるのは、10階以上からです。
現在7階居住ですが、有明医療大がゲートブリッジの眺めを遮っております。
ただし、南東向け住戸は最下層でも日当たりは全く問題無しです。
また本記事でも言及されている通リ、将来建物で塞がれる心配がありません。
「眺望はいいから日当たりが確保されてる部屋にしてくれ!」と言って今の部屋を買いました。
でもこのブログをよんでると、「もうちょっと高層階にしとけばよかったかな?」とたまに思いますw