10/6-8は秋の三連休ということで、マンションのモデルルームを回る絶好日和です。
気候も条件も一番モデルルーム見学に適した時期かもしれません。
本エントリでは、初めてモデルルームを見学する方にいくつかアドバイスいたしますと・・・
画像出典:プラウドタワー東雲キャナルコート公式Webページより
1:モデルルームの見学は1日2件までにする
⇒1日3件入れると最初の物件を覚えていることが困難になるため。
2:モデルルームでは標準仕様を必ずチェック
⇒追加料金が必要なオプション装備展示が多いので、標準では何か?を確認のこと。
3:自分に必要な条件をあらかじめ明確にしておく
⇒金額は大前提として、駅徒歩・方角・環境・間取り・広さ・眺望等々・・・すべて満たす物件は予算内ではないと考えたほうが良いです。
4:気に入ったマンションの周辺中古は必ず確認する
⇒周辺の中古相場と比べて強気だと、買った瞬間に損をします。中古相場はマンション営業さんに聞くより、駅前の仲介屋さんに聞いたほうが良いです。
5:維持費を確認しておく
⇒管理費・修繕積立金・修繕積み立て一時金の有無・駐車場料金を確認しましょう。住宅ローンだけがかかる費用ではありません。
6:「今の家具が入る」で選ぶことは絶対にしない
⇒家具と家、どちらが高いですか?あたりまえですが、家具は家に合わせて購入するものです。「この部屋は今使っている家具が入らないor使いにくくなるから」は不必要に予算が上がってしまう一因です。
他にもいろいろありますが、初めてのモデルルーム訪問でまさか判子をつく人はいないと思うので、以上6点でいいでしょう。本当に気に入った場合、2回目の訪問以降はまた別のアドバイスがあるとお思いますが。。。
さて、当ブログは新築・中古問わず「マンション購入を真剣に考えるブログ」ですが、別に業者との利害関係があるわけじゃないので無理に買うことは勧めておらず、むしろ「損をするマンション購入」「後悔するマンション購入」なら勧めません。
いくつかモデルルームをまわった感触で、マンション営業さんあるあるを考えますと
1:「その人が買える限度額の部屋をすすめてくる」
⇒年収や勤続年数、頭金などで購入可能な限度額は決まります。あたりまえですが、買える限度額を購入すると他の資金まで首が回りません。高い部屋は満足度が高いですが、幸せへのチケットとは限りません。しかし、モデルルームでのぼせてしまうと「どうしたら買えるか?」に切り替わってしまうことがあるので要注意です。
2:「賃貸家賃と同額に合わせてくる」
⇒アンケートに賃貸の家賃を書きますよね。7万とかならまだしも、12万円と書くと、きっちり返済・管理費・修繕費合わせて12万円にしてきます。返済額が月額返済より多かったら?問答無用でボーナス払いの項に回します。
3:「最初の見積もりは、変動0.XX%で出してくる」
⇒史上最低金利ですから、優遇幅がある住宅ローンは変動金利を選択すれば0.775%とか0.725%とか、以前では考えられない金利水準で借りることが出来ます。
しかし、急な変動もありますから、余裕を持って2%程度で見積もりを出してもらいましょう。本では3%と書いてありますが、フラット35の10月最低金利は1.88%ですから、2%でOKです。
他にもいろいろ思いつきますが、日が変わったのでこの辺で。
上記三項目は、一種の営業テクニックですから気をつけてください。
P.S.
のらえもんは時間が許す限り、個別相談のメールのお返事は書いています。
マジで迷うことがあったらメールください。当ブログに載せている以上のことはあまり書けませんけど。
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