こと、タワーマンションに住むという限定条件なら、東雲は住職近接の暮らしと余裕ある専有面積の両立ができる選択肢であります。先日、以下の内容を呟いたらそこそこバズりました。
東雲はそこそこの年収があれば
・100平米の余裕
・タワマン住まい
・住職近接
・都心直結路線に徒歩数分
ができる数少ない選択肢です。— のらえもん (@Tokyo_of_Tokyo) 2017年5月14日
豊洲だと100平米は総額はりすぎるし、あまり選択肢がない。
有明も100平米庶民フロアの選択肢がほぼない。
晴海・月島・佃・勝どきは豊洲以上に値段が張る。
東雲だけですね。豊洲駅と辰巳駅は2分しか違わない。 https://t.co/nMTjWuW3FM— のらえもん (@Tokyo_of_Tokyo) 2017年5月14日
上記の2つの呟きは、自分の肌感覚のみで書いてしまって申し訳なかったのですが、本当に自分の呟きがあっているのか、いまの売り出し事例をグラフ化してみました。
抽出条件:東雲1丁目・豊洲2・3・6丁目・有明1丁目・晴海のタワーマンションかつ専有面積が90平米以上の売り出し事例
東雲の特徴として、他の地域に比べて
・そもそもの総額が低い
・平米数の増加に伴う総額の増加の傾きがかなり小さい
ということがわかります。豊洲・有明に比べても一駅しか変わらないのにこの差はかなり大きいといえます。これには理由があって、東雲タワーマンションではいわゆる庶民フロアでも平米数の大きな部屋があるのに対して、他の地域だとプレミアムフロアに設定されることが多いというのが最大の理由です。グラフには出ていませんが、アップルタワー東京キャナルコートの最上階・ペントハウス仕様の183.6平米の部屋は17,800万円と飛びぬけて高額です。
下図面はathomeより
最近のマンションですと、総額が張る部屋が売りにくいため、90平米を大きく超える部屋は作りにくくなっています。しかし、同居する家族の数が多い人たちが70・80平米といった部屋に住んでも狭く感じてしまうでしょう。
また、維持費も他地域に比べて若干安いという特徴もあります。
抽出条件:東雲1丁目・豊洲2・3・6丁目・有明1丁目・晴海のタワーマンションかつ専有面積が90平米以上の売り出し事例、管理費+修繕費の維持費
晴海地域が案外安いのは、クロノ・ティアロ・ドゥトゥールといった築浅マンションだけで修繕積立金の値上げがまだ未実施だからです。それを加味しても東雲の維持費の安さは目立ちます。
ということで、最初の呟きどおり、東雲はそこそこの年収があれば
・100平米の余裕
・タワマン住まい
・住職近接
・都心直結路線に徒歩数分
がすべて叶う、数少ない選択肢といえそうです。
ツイッターでそこそこの年収とは?と聞かれてのらえもんさんが答えたのは1000万オーバーでしたっけ。
正直そこまで稼げる人ならもう少しレバかけて湾岸でも別地域狙う気がしますが・・・