オリゾンマーレ北西側裏地・有明アリーナ南西側に建つ有明体操競技場の環境評価書とCGが発表されました。
下は有明テニスの森駅から現地を見たCGです。いいですね!
大会前の予想CGでは、単純なクリーム色の箱型だったと思うのですが、こうして現場の写真と合わさると具体的なイメージがわきます。江東区町が求めていた木をふんだんに使った、というのも盛り込まれていますね。これを大会後10年で取り壊してしまうのは・・・非常にもったいないなぁと思います。
こちらは現地から東雲側に行った、都橋交番近くからの写真です。手前に見えるのは有明アリーナ。たいそう競技場はもうすこし小ぶりなので、ほとんど見えません。有明アリーナとシティタワー有明・ガレリアグランデとはこれくらい距離が離れていることもわかります。
大会期間中の運用です。北側に大きなアプローチスロープを作り、そこから入場します。ウォームアップ棟は解体できるようになっていて、大会終了後は解体します。
後利用イメージはこんな感じ。
有明体操競技場は、展示会場に役割を変更し、10年ほど使われます。北側の有明親水海浜公園や有明アリーナとの連続性を意識したランドスケープになるとのことでした。有明は大会後、緑に囲まれた住宅地となりますね。また、周辺に駐車場が無いことから、建物南西側に駐車場が作られます。
実施段階環境評価書案にもこう書かれています。
・計画地の一部は、東京 2020 大会後 10 年程度、展示場等として後利用される。
・北側区画の一部については有明親水公園(仮称)として利用される。
・北側と南西側の残りの区画は利用を今後検討していく。
・計画地の周囲の有明アリーナ(仮称)や整備予定の有明親水海浜公園(仮称)と一体的となるよう連携していく。
有明BMXコースとその後の【ARIAKE LEGACY AREA】含めて、今後の港湾局未利用地に期待ですね。
本エントリの画像出典:実施段階環境影響評価書案(有明体操競技場)
この記事へのコメントはありません。