ららぽーと豊洲で試写会をするなど、必死だな感が溢れていた砂の塔、始まってみると視聴率伸びず爆死という噂があるのですが、本当でしょうか。自分は気分が悪くなりそうで見てないのですが、一応予告編は見ています。タワーマンションという住まいをネガティブに捉えた事例はこれ以外にもありましたが、ここまで露骨なのは初めてでしょうね。
煌びやかなタワーマンションで繰り広げられる女たちの闇…
「強制ハロウィン」・「地獄のランチ」・「フロア差別」
今回書こうと思って、改めてネタバレサイトを読んでみたのですが、本当にどこの世界なんでしょうね、これ。タワーマンションに住む実際の住民として、タワマン内格差についてまとめてみます。
1:階数よりも向きが大事
タワーマンション最大のメリットは眺望です。低層階よりも高層階、となりますが、窓から見える景色はもっと重要です。タワーマンションは板チョコのような板状型ではなく、4面全部に部屋が設定されているため、東西南北で見える景色が違います。ランドマークや富士山が見える部屋は価値が高く、眺望の良し悪しによって人気も変わってくるわけで、、、実際、向かいのタワマンが見える高層部屋よりも抜けている中層部屋が人気です。
2:部屋のバリエーションが多く、一概に低層階=庶民とはいえない
郊外のファミリーマンションでは70~80平米くらいで部屋タイプが統一されていますが、タワーマンションは1LDK40平米から4LDK100平米を超える部屋まで数多くのバリエーションがあり、100平米の部屋は低層階にもあります。ですので、一概に高層階がものすごい高い部屋ばかり、ということはなく、むしろ低層階角部屋の方が価格も高かったりします。
某タワマンの各階平面図。このように向きもあるし広さもまちまちですので、高層階だからといって偉ぶる人は見たことないです。
3:フロア差別を感じたことはない
先ほど述べたように、低層階でも高い部屋があるのはみんな知っているので、低層階だからほにゃらら~ということは住んでいて一回も聞いたことがありません。
だいたい、みんな同じ屋根の下に住むご近所ですよ???敵を棟内に作りたい人なんていません。
4:格差というか生活感の違いを感じることはある
自分のマンションの中で最上階の大きな部屋の人と知り合いになり、立ち話したり部屋に呼ばれることは普通にあることです。お呼ばれすると、確かに生活感の違いはありますねぇ。
でも、それは板状マンションでも下層階と上層階で生活感が違いますし、特にタワマンに限ったことではありません。最上階の人は低層階を見下しているかといえば全くNOです。むしろ、普通に暮らしていたらまったく会わなかっただろう人とご近所同士ということで、仲良くなりいろいろ学ぶことは多いですね。
生活感が違う人と無理に張り合う必要はなく、たしかに無理やり見栄を張って行動を合わせようとすると冒頭のようなことになると思いますが、、、そんなことする人あんまりおらんのでは?ウチは特に合わせませんね。
5:ゴミ出しどころかコンビニ行くのもパジャマですよ
ゴミ出しに正装で行く人なんかいるんですかね?寝起きそのままでゴミ出しも近所のコンビニにも行きますよ。それが普通だと思うのですが・・・ゴミ出しは24時間365日出せますから本当に楽ですね。
画像出典:ラ・トゥール新宿ガーデン公式Webページより
結論
高級住宅街に小さい一戸建てを建てて暮らした「夜行観覧車」と似たようなものかもしれません(同じ場所に住んでいるのに見た目も実質もグレード差がある)、ある意味全国規模でタワーマンションがネタになりやすいステータスシンボルということになったのでしょうねぇ。
奥様方の見栄の張り合いなんて、タワマンに限ったことではなく、戸建てでも普通のマンションでも小学校のPTAでも見られる一般的な現象でしょう。変なところ頑張るから肩に力が入るんですが、そういうのからは一刻もはやく抜け出したほうがいいですよ。
私はタワマン住民になって、住民層のバリエーションとその中でできるコミュニケーションにとても満足していますし、実際住んでみるとめちゃ快適ですよ!
今まさに豊洲のロースター(?)の前で松島さんがロケしてます。ドラマ自体は重苦しいですが、本物はやっぱりお綺麗ですね笑
私も平面図と同じタワー住人ですが、みんな生活の場として住んでいるんです。だからゴミ出しや週末のコンビニなんて全くのノーメイク&夏なんて住人はユニクロのステテコでもOKです。
ドラマは面白おかしく誇張しているのでは?ドロドロ感がないと視聴率取れないって?
私たち夫婦には成人した子どもしかいないので、恐怖のママ友ランチとか1階にあるキッズルームは利用しませんが。
低層階だから、中層階だから、高層階のエレベーターで引け目感じる人なんてどうでしょう?
ロケーションだって何回も考えて購入したわけですから。
私も景色に飽きることなく、毎日バリアフリーの室内で夜景も楽しんで暮らしています。
マンション内のコミュニティもあるのでエンジョイしていますよ。