SUUMO新築マンション首都圏版2016.5.24号「マンガでわかる住宅ローン」を手に取ってみました。今週号は社会化見学のような特集があったり、物件が結構入っていたりと読み応えあったのですが、特集の出来が(略)。
画像出典:SUUMO新築マンション首都圏版2016.5.24号よりスキャン
SUUMOの巻頭特集って3ヶ月くらいでネタがリピートしてしまうので、いつもは読み飛ばして物件にいってしまうのですが、少しマンガが目を引いたのできちんと読んでみるとこんなかんじ。
「そもそも今回のレース、参加すべきなんでしょうか?」「ちまたでは物件価格が上がっていると話題になっています!」
確かにその通り。不動産価格は株価ほどの上下は無いものの、どうしてもマクロ的に地価や建設費が上がってしまうと、給与所得者の可処分所得の上昇とは関係なく値段が上がってしまうため、これはもう不可抗力ではあります。といっても住宅の購入検討というのは相場観ではなく極めて個人的な動機からはじまりますので、層も言ってられません。
こういうときは、1:購入するのをやめる、2:新築マンションだけでなく、戸建てや中古マンションなどの別の選択肢を検討する、3:物件価格が落ち着くまで待つ(ただし待ったからといっていつ下がるかは誰にもわからない)、4:日照・駅徒歩分数・地域・広さなどの諸条件を見直す、5:親からの援助をもらう・・・などなど個人で防衛策は考えないといけないですね。
で、SUUMOさんのお答えはこちら。
「5年前よりいまのほうがお得なんだぞ?」知ってた?
ナルホド!タシカニ!シラナカッター!いや、、、その説明は苦しい。2010年といまのフラット35固定型金利で比較していますが、変動金利を選んでいたなら2010年と2016年の差はわずか0.3%程度です。
しかも2ページ目では、さっき言ってたこととまったく矛盾することを言うんですよね。
バカモン!「借り換え戦略」で盛り上がっているのは、いまより高い金利のときにレースを走り始めた先輩ランナーたちだ。
借り換えにはコストがかかるとはいえ、2010年の先輩ランナー達は次々と借り換えて層支払額を抑えているので、前頁といってることと矛盾しますよね。ま、いまの金利下なら10年もしくは長期固定のどちらかでエントリーするのが正しくて、変動の人は5年くらい先までの間に買い替えを考える人たちでしょうね~と。
↑一応、私のサイトです。コンテンツ更新止まってて申し訳ない。HTML直打ちやめます。
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