今年の大本命マンション、「東京ワンダフルプロジェクト・SKYZ TOWER&GARDEN」。このGWに事前案内会開始とあり、結構予約で埋まっていました。駐車場みたらいっぱい。過去最大級のマンションモデルルームということもあり、いろいろ見どころがありました。

前半三連休で行ってきましたので報告します。

物件概要

・物件名： SKYZ TOWER&GARDEN
・総戸数1110戸
・豊洲6丁目の再開発第一弾物件
・共用施設が豊富
・災害対策も充実、ハイブリッド免震・72時間発電機・太陽電池
・最寄駅がゆりかもめ、豊洲までは徒歩12～13分程度

立地・周辺環境

SKYZ TOWER&GARDENは豊洲6丁目に位置し、いわゆる「豊洲」とは違う場所にあります。2丁目・3丁目は駅に近くすでに開発が終わっています。このマンションは新開発の豊洲埠頭に新しく建つ第一弾のマンションとなります。「東京ワンダフルプロジェクト」はこの他550戸の2棟目マンション・商業公共施設・公共駅施設・賃貸住宅棟からなっています。
南面を東雲運河、東面を東電掘に囲まれており、南・東面については前建てのリスクがありません。また西側についても豊洲六丁目公園と隣接し、その先は10F程度の豊洲新市場となっていますから、中層階より上は西側についても眺望は確保されています。

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建物形状はＹ字な「トライスター型」となっており、かなり特徴的な形状をしております。
Ｙ字部分下側を南ウイング・右を東ウイング・左をウイングと呼び、それぞれ角部屋と６方向の向きがあります。

ややこしいので図にしますとこんな感じです。

ということで、検討する際には「予算から入るか」「眺望から入るか」「方角から入るか」というところから始めないと間取り・方角ともに多すぎて絞りきれません。私も少し混乱しました。

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画像出典：SKYZ TOWER&GARDENー「FLOOR ELEVATION」よりスキャン

最寄駅はゆりかもめ新豊洲駅徒歩5分（デッキで接続）。メイン使用の豊洲駅まで徒歩12分と少し遠め。ゆりかもめからの乗り換え時間を考えると、有明・台場方面への通勤でなければ豊洲駅が通勤経路となりそうです。豊洲2・3丁目物件のみならず、4丁目物件よりもこの点は不利となります。

眺望

あまりにも方角が多いので、Ｙ字の付け根（コア）部分から東・西・北と三方向だけ取り上げます。詳細はまた後日。
画像はクリックすると大きくなります。

東側は東雲・東京湾方面になります。

２方を運河に囲まれており、向こうの建物まで数百m離れています。
中層階より上ならゲートブリッジも見えて、昼間は海からの反射光もありあかるくきれいな方角です。
夜景はタワーマンションの明かりが中心となりそうです。
このシミュレーションでは43Fのパークタワー東雲が映っていません。左手に視線を振れば東雲のタワーマンション群も見えますのでもう少し建物が見える感じとなりそうです。
真東方向住戸では、同プロジェクトの550戸マンションが若干被ってしまう予定です。

ちなみに、低層階はこのマンション自慢の庭が見えます。桜も植える予定ですので手前に緑その奥に水路と低層階でも十分開放感が味わえます。

SKYZ TOWER&GARDEN・東向き高度80mシミュレーション：

画像出典：GoogleEARTHより・画像クリックすると大きくなります

西側はレインボーブリッジ・富士山方向です。
こちらも中層以上なら遮るものはありません。20Fより上になればレインボーブリッジ眺望が確定しています。
富士山も見えるはずです。晴れた日はとても気持ちが良い眺望となりそうです。
低層階でも、真下の豊洲6丁目公園が見えてくるので、そちらも緑と開放感が出てきます。

SKYZ TOWER&GARDEN・西向き高度80mシミュレーション：

画像出典：GoogleEARTHより・画像クリックすると大きくなります

北側は豊洲・都心方向です。
ご存じのとおり北側は東電の変電所と豊洲Cubeがあるため、18Fまでは住戸の設定をせずタワーパーキングになっています。一応19Fでも抜けますが、よく確認ください。豊洲と晴海、リバーシティーなどのタワーマンションの夜景が楽しめます。

しかし、豊洲Cubeの北側には空地がありこちらには商業施設を建設予定（そこまで高くはないとのことでしたが）で、さらに向こう側土地、住宅展示場やWILDMAGICがある場所も将来何が建つかはわかりません。そのため北向きは高層階の割にかなり割安となっています。
配棟計画を見ますと、北東向き住戸は例の550戸タワーマンションが1/3程度被ることになります。

SKYZ TOWER&GARDEN・北向き高度80mシミュレーション：

画像出典：GoogleEARTHより・画像クリックすると大きくなります

建物・内装

ハイブリッド免震かつ内廊下。CASBEEまちづくりSランク・長期優良住宅認定・東京都マンション環境表示オール☆☆☆と星がいっぱいついたマンションです。梁が目立たずすっきりとした仕上げになっています。TheTokyoTowersで見た以来のハンズフリー入館システムを整備し、各階に防災倉庫装備かつ72時間分の非常用発電機と太陽光発電設置と、まさかのときの備えも充実しています。

角部と付け根部分に逆梁構造・中住戸に順梁構造を採用した非常に珍しいマンションです。そのため角部屋と中住戸ではベランダ広さがずいぶん違います。角部屋は逆梁部分を部屋に取り込んでいますので高さ1890mmカウンター窓の設置となってます。

• 天井高2600mm
• 中住戸サッシ高2300mm・角住戸サッシ高2470mm
• ボイドスラブ300mm・二重床二重天井
• スケルトンインフィル構造
• バルコニー奥行2000mm(中住戸のみ）
• Low-Eガラス
• オール電化でエコキュート470l(!!)
• タンクレストイレ装備
• ミストサウナ付浴槽
• 保温浴槽
• キッチンカウンター標準装備
• EVカーシェアリング2台
• 電動レンタサイクル

専有部についてはPT東雲とほぼ同じか若干上の印象です。BACよりも少し上。細かい部分の仕様はクロノレジデンスには届かず。あちらは全熱交換器に天カセエアコン付ですからね。

正直、大手6社売主ということでどうなるんだろう？と思ったらかなり三井主導のプロジェクトでした。部屋の命名規則も三井ですし、アフターサポートも三井。管理会社も三井。

画像出典：SKYZ TOWER&GARDEN公式Webページより

価格・共用施設・維持費・総評など続きは次のエントリ以降で。

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