総武線亀戸駅東口徒歩2分。長く地元民に愛され、店舗がステージをぐるっと囲むように配置されて、下積み時代のPerfumeが最もライブを行った場所であるサンストリート亀戸跡地が、駅近免震タワーマンション+商業施設+小学校増設校舎というほぼ鉄板プロジェクトとして生まれ変わります。
このタワーマンション部分のプロジェクトが「プラウドタワー亀戸クロス」です。
このブログは湾岸タワマン中心検討者向けです。湾岸の人から見ると、正直亀戸ってどうなの？と思うじゃないですか。まぁ中の人は、西新宿も新宿富久町もみなとみらいも行くのでその辺はご容赦ください。
亀戸駅周辺の雰囲気はド下町ですが、湾岸の整然な街並みと比べると…こういうところも悪くないかもって思いますよね。東口出た目の前からラーメン屋や飲み屋はたくさん。晩杯屋も亀戸餃子もあるし（ただし本店は餃子原理主義者なので勧めません、錦糸町や西大島の方が私は好き）。藤が見事な亀戸天神社はGW前に錦糸町のオリナス駐車場に停めて、帰りに船橋屋総本店のくず餅を食べに寄るというコースをほぼ毎年していますから、ある程度はこの辺りの地理感覚があります。
物件コンセプトは「東京ピース あのサンストリート亀戸跡地から、新しい時代がはじまります。」モデルルームはプロジェクト西側のビルに入居しています。
シアター内容は、モロに地元民向け。サンストリート亀戸に思い出いっぱいの地元民に対して、カムバックを宣言する内容です。私は地元の人じゃないので、特に響かなかったですけど…あと、東京ピースの文字がでかでかと出た時、トータス松本の歌かなと思いました。
物件概要：
- 物件名：プラウドタワー亀戸クロス
- 地上25階建てツインタワーマンション
- 内廊下免震タワー
- 総戸数934戸
- 敷地内に商業施設あり。錦糸町オリナスと同規模の施設に本物件の「ゲートタワー」4階と商業施設棟3階が接続予定。
- 総武線「亀戸駅」徒歩2分（ゲートタワーの入り口はもしかして3分かもと言われました。まあ東口は改札入ってからホームまで歩きます。）
立地・周辺環境
ざっくり言えば、亀戸駅は北側が商業と歴史を感じるエリア、そして南側は京葉道路を挟んだ向こう側は住宅エリアです。いわゆる亀戸っぽい雰囲気はだいたい駅の北側となり、5分くらい歩くと北側に出ることができます。本プロジェクト北側が面している京葉道路は非常に交通量の多い道路ですが、それ以外の三方は交通量が少なく、特に西側は亀戸緑道であり、桜が咲くお散歩コースです。
こればかりは、私の口から語るよりも、モデルルームの卓上にあるロケーションマップをご覧ください。
亀戸緑道は大島緑道公園と繋がっていて、そのまま都営新宿線「西大島」駅まで徒歩12分で行くことができます。
東側は、道路を挟んで区立第二亀戸幼稚園と区立第二亀戸小学校ですが、小学校の増築工事が本プロジェクト内に予定されています。もしかして、道路を全く挟まずに小学校に通うことが可能かもしれません。
また、併設の大型ショッピングモールは野村不動産が運営するとのこと。全100店舗規模で、デッキで直通予定です。
南側は首都高７号小松川線の近くであり、このため、SC側になる東側と首都高に近くなる南側、京葉道路の北側は二重サッシ仕様となります。
眺望シミュレーション
本物件ブライトタワーが立つ場所の15～20階相当でシミュレーションしてみました。
プラウドタワー亀戸クロス・北向き
スカイツリーは北西方向ですので、正面には見えませんが北向きならかなりの大きさで見ることが可能です。
プラウドタワー亀戸クロス・西向き
都心方向です。上階になればシミュレーション上では富士山を眺めることができます。西側のビルは大きくて9階相当です。場所にもよりますが10～11階より上なら視界が抜けるはずです。
プラウドタワー亀戸クロス・東向き
第二亀戸小学校、千葉県方向です。
プラウドタワー亀戸クロス・南向き
ホテルマイステイズが南側にありますが、この階数なら完全に頭を超えます。小松川線が見えますね。正直なところ、湾岸タワーのダイナミックな眺望に比べると、ランドマークとなるものはスカイツリーと富士山くらいですので、中層階でも十分な景色が望めるとは思います。ただ。このマンションさほど階数差が無いんですよね（次回）。
建物・内装
- 天井高2500mm、最上階のみ2700mm
- 順梁2000mmサッシ
- スラブ厚330mm
- 2LDK以上は、床快full（ゆかいふる）による全熱交換器+室内オール空調
- ハンズフリーキー
- サーモバスS、ダブル保温浴槽
- ディスポーザー有
- 内廊下
- アトラクティブ30による、長期修繕計画最適化
モデルルームを一番最初に見た感想は、「あれ？サッシ低くない？」でしたけど、まぁ些末なこと。床快fullによる室内オール空調により、快適さと共に空調費の削減ができると、熱心に説明されていました。これ、ビルトインエアコンが特殊なので壊れた時は、修理費かかりますけど、代わりに快適な居住空間がいつでも得られますね。全熱交換器+二重サッシにより、外からの騒音を高いレベルでシャットアウトできるのもメリットです。
画像出典：野村不動産プレスリリースより
デメリットとしては、先ほど述べたビルトインエアコンの将来コストと、リビングの窓側にこのような吹き出し口が付くので、カーペットや家具の配置に若干の制限があることです。
メリット・デメリット勘案しても、メリットの方が大きいと思いますね。温度が常に快適に保たれて、かつ外気からの粒子の細かい汚れが入ってこないのは住む上での快適性が高いはずです。
また、全体的にワイドスパン設定の住戸が多かったのも好印象でした。スパン幅としては中住戸で8～8.5mくらいの設定が数多くされていました。
BO1(?) 3LDK 74.56平米 モデルルームプラン
画像出典：プラウドタワー亀戸クロス 公式Webページより
スパン幅は8mなのですが、キッチンから引き戸で子供部屋、カウンターキッチンをあえて若干短くして4人掛けテーブルを付けるなど、モデルルームでは間取りの工夫がみられて楽しかったです（代わりに犠牲になったのは、カップボードの小ささ）。数値以上の広さを感じました。またこの間取りは内廊下にあるトランクルームが魅力的です。なお、トランクルームが全くついていない住戸もあります。
さて、次回は共用施設と価格についてです。
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