幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス モデルルーム訪問1の続きです。
今回は共用施設と価格についてお伝えします。
共用施設
幕張ベイパークのターゲット層は、千葉県内の高収入層子育て世代夫婦だと思いますが、幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスはそのターゲットに沿った共用施設を持っています。
本エントリの画像出典:特に断りがない限り、幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス公式Webページより
都内のタワーマンションのようなラグジュアリーさを追求せず、そこそこのレベルにとどめていると思います。ほとんど1階に共用部を固め、キッズルームやコミュニティルームなどを設けているのもそのコンセプトにあったものでしょう。
- ロビーラウンジ
- キッズルーム
- コミュニティルーム(集会室)
- ゲストルーム1室
- スカイビューラウンジ(30階・貸切可能)
同じ敷地内に、コワーキングスペースと交流拠点が入居予定ですが、コワーキングなどの働き方の多様性まで視野に入れられてますね。もし、リモートワークや1人で作業できる方が多くなれば、都心への距離もっといえば駅までの距離にこだわることなく、こうした郊外型のコミュニティ重視マンションを購入するのもアリでしょう。
価格
最近、都心の高騰したタワーマンションを見ると非常に目にやさしい価格ですね。もともとの予定価格はこの1割高くらいで提示していたようですけど、結局坪単価210万円程度に収まったようです。
幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス タワー棟高層階 第1期価格表
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幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス タワー棟低層階 第1期価格表
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幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス レジデンス棟 第1期価格表
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正直、なぜタワー棟よりレジデンス棟の方が高いのか、私にはわかりかねます。タワー棟とレジデンス棟の仕様はほぼ同一ですが、天井高は2450mmとでチューンされています。板状の方が安心、という方もいらっしゃいますがタワーは免震構造ですからね。唯一勝っているところは、バルコニー奥行が2400mmというところでしょうか。
幕張ベイパーク レジデンス棟 91AA 91.49平米 3LDK 南向き間取り
角部屋だけでなく中住戸も奥行2400mmバルコニーですが、タワー棟と比べて決定的な違いとなると??ではあります。
その他気づいたところなどを列挙すると:
- 北向き中住戸は設定されていない。エレベーターやトランクルームなどが設置されている。外側からはバルコニーっぽく作られている(パークタワー東雲の北側のよう)。
- 東向き低層階は70平米で4000万円以下と、なかなかタワーでは見かけないお値段でありますが、理由がありまして目の前がサ高住だからです。
- 眺望に対する価格が同時期のPT晴海だと+坪50万~載っていた感じではあるが、本マンションでは+坪10万円程度。また階あたりの価格差は+10万円刻みのため、東京と千葉と地域が違うとはいえ、この眺望の価格差はミスマッチと考える、ということで西向きの高層階が相対的によく見える。
- 本物件は南向きだと200m以内に将来タワーマンションが建てられるため、かなり弱気ではある。西>東≧南という珍しいマンション。
- 最上階であることの追加仕様がない(プレミアム仕様は本物件に無い)ので、最上階価格がほかのマンションに比べてさほどのっていない。つまり、西向きの最上階が一番お得であった。
- 一方で角部屋プレミアムはバランスからするとかなり乗っている。相対的に中住戸の方が魅力的。
- 東向きもタワーマンションは立たないため、眺望は確保される。ただし、西が海向き花火ビューなのに対し、東は内陸ビュー。
という感じでした。第一期であらかたおいしいところは売れてしまった感はありますが、まだまだ残っているので、気になる方はどうぞ。
次回エントリは相場と総評についてです。
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