あんまりこういうの書きたくないのですが・・・ひどすぎる記事だったのであげます。
週刊現代運営の現代ビジネスさんですが、今回もまた低クオリティ記事をやらかしてくれています。
中国人の「タワマン爆買い終了」で、日本の不動産が大ピンチに
2017.09.15 週刊現代
記事を要約すると:
中国人による爆買いから売りに出る物件が急増中
湾岸エリアのタワマンでは「爆売り」があちこちで勃発
いまは「坪単価300万円ほどのところが数年以内に100万円台に落ちてもおかしくない」
REIT市場も下がり始めた
ICBMが飛んできたら更に悪化する
ということで、不動産市況にタワーマンション相場のお先真っ暗という記事でした。
現代ビジネスさんの記事はすべてこの論調でして、過去記事を検索すると”とある住宅ジャーナリスト”の方と共同でここ数年ずっと湾岸暴落を煽った記事を連発していて、豊洲に親でも殺されたのか?と思うくらいの叩きっぷりですね。
しかし、記事のほとんどが根拠が???で占められているんですが、何ででしょうか。
記事にある酒井氏(仮名、42歳)が売却に頭を抱える「豊洲地区にあって、夜景を一望できるラウンジスペースからジェットバス完備の大浴場もある」
このタワーマンションって、豊洲に存在しないのですがそもそも取材されているのでしょうか・・・
ラウンジスペースがある豊洲タワマンはパークシティ豊洲、シティタワーズ豊洲ザ・シンボル、ザ・豊洲タワー、スカイズ&ベイズとなりますが、このどれも「ジェットバス完備の大浴場」を持っていません。上記を満たす湾岸タワーマンションは、ドゥトゥールとブリリア有明シティタワー、そしてブリリアマーレ有明の3つですがどれも豊洲物件ではありませんね。ということは、この酒井氏はフェイクか、記者の妄想なんじゃないでしょうか。週刊現代編集部さん、ぜひ反論をお待ちしております。
文中には豊洲6丁目スカイズを前提とした文章も出てきます。
「30件以上の大量の売りが出る『爆売りタワマン』と化しています。あまりに売りが殺到して、月に1件ほどしか成約しない。投資目的の中国人からすれば坪単価300万円弱で十分に儲けが出るので、その水準で売れるうちに売ってしまおう」
なるほど。
この1年間の豊洲6丁目の成約事例は37例、うちスカイズは26例あるのですが、月1件の成約ですかそうですか。スカイズの成約数が他よりシブいのは売主目線と買主目線があっていない物件が多い(つまり相場より高いプライス)だけ、なのですが。。。価格の目線が合うならスカイズ欲しいって人いくらでもいますよ。
「湾岸エリアのタワマンでは、いま坪単価300万円ほどのところが、数年以内に100万円台まで落ちてもおかしくない」
9000万円の物件が3000万円まで暴落すると考えれば、そのヤバさがよくわかるだろう。そんな目を覆いたくなる「Xデー」が眼前に迫ってきたのである――。
以前このブログでも話したのですが、よっぽどのことがない限り、「住宅ローンを残債以下で売ろうとする人はいない」という関係で、分譲マンションの価格には強い下方硬直性があります。数年以内に坪100万円台になるようなことがあれば、売主は全員残債以下になるので売り物件が消滅するでしょうし、賃料と中古価格は相関関係はあるものの、賃料も同じ幅で下落することはないので、利回りが上昇するんですね。スカイズの賃料は坪1.1万円~ですので、坪100万円台の相場に落ちる前に買いが殺到して、売り物件が市場から消滅します。
「数年以内に坪100万円台に落ちてもおかしくない」というのが、まったく根拠がないばかりかただの言いがかりに過ぎないことがわかります。しかし、最初に書いたのですが、豊洲のタワーマンションを執拗に叩く現代ビジネスさんって豊洲に親でも殺されたのでしょうか。恥かくだからもう止めたほうがいいと思うんですが。あ、恥じらいがあったら週刊誌なんてやってませんものねそうでした失礼いたしました。インターネット時代において、高みから一方的に情報を下ろしていた時代は終わり、素人からすらツッコミが入る時代です。妄想で人が住んでいるところディスったり、クオリティが低すぎる記事を連発すると、そのうち広告主も入らなくなるんじゃないでしょうか。
実需目線でいえば、豊洲のタワマンって一定以上の値段が今後もつくと思いますよ。ただ、超大規模マンションが多数あり、住民の移動も多いことから売り物件の供給過多傾向であり、新築相場の加熱が中古市場まで波及しづらい地域でありますね。
お後がよろしいようで。
この記事、私も見ました。イライラしていたのですが気持ちのいいくらいの論破ですっきり爽やかです。前から疑問だったのですが、このような人たちが不動産崩壊を煽る記事を書く目的って何なんですか?何のメリットがあるんですかね??
炎上商法でしょうね。
これ読みましたw
過熱感があるとかREITが下がり始めた云々の所はともかく、超都心含めて全て暴落するって未来はあり得ないですよね。
しかも一番酷かったのが↓
「これまで『爆買い』してきた中国人が、今度は所有が5年を超えた物件から投げ売りし始めれば、売りが売りを呼ぶようなパニック状況に陥るでしょう。湾岸エリアのタワマンでは、いま坪単価300万円ほどのところが、数年以内に100万円台まで落ちてもおかしくない」(前出・榊氏)
9000万円の物件が3000万円まで暴落すると考えれば、そのヤバさがよくわかるだろう。
坪単価300万が100万台とコメントされているのに見出しや本文では勝手に1/3に変えられてますからね。
多少バイアスの掛かった意見を持ってくるのはともかく、そのコメントの意味まで歪めては読者に記事の信ぴょう性を疑われても仕方ない。
豊洲のラウンジ&ジェットバスありタワマンて、パークシティ豊洲のことじゃないですかね?ジェットバスというよりジャグジーつき温水プールという感じですけど。
大浴場と書いているので、パークシティ豊洲は消しました。
また記事中にも”販売当初には1000近い部屋を売り切れるのかと業界関係者の間で囁かれていたところ、中国人たちが上層階を中心に「爆買い」したことで完売した経緯”と書いていますが、パークシティ豊洲は当てはまりませんね。
記者のレベルが低すぎますね。
豊洲が暴落するなら、隣の月島も巻き沿いを食らうことは必死です。
豊洲坪100万で、月島坪400万とかなるわけないと思います。
不動産の素人が妄想で書いた記事でしょうね。
もはや、マスコミに信頼性を求めることできないのでしょう。
2チャンネルレベルの記事で金を取るのですから、こんな雑誌に広告を掲載することはマイナスではないのでしょうか。
そもそも、この人の予想は当たったことありましたっけ?
さすがに、オオカミ少年にしか見えないのですが。。。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00000007-nkgendai-life
概ね納得しましたし、週刊現代の肩を持つつもりは毛頭ありませんが、一点疑問が残りました。
「住宅ローンを(の?)残債以下で売ろうとする人はいない」についてです。
もちろんそれは理解してますが、不況時はそれでも売れないから、泣く泣くそれ以下に値を下げていくのが実態ではないでしょうか。
現代の言う、1/3になるというのは、現実味に欠けるにしても、残債以下に値下げすることは市況によっては往々にあり得ることとは思いますが、いかがでしょうか?
「不況時はそれでも売れないから、泣く泣くそれ以下に値を下げていくのが実態」
元々よりずっと値上がりした物件ならともかく、分譲の値段が高いと強い下方硬直性がありますね。近隣の傍証事例としてビーコンタワーレジデンスが挙げられます。竣工後に震災がありましてこのマンションは中古でまったく売れませんでした。これは残債以下で出す人が少なかったからです。
もちろん、泣く泣く下げてポジション解消する人はいると思いますよ、離婚とか。
最近の市場動向と予測についての記事ですね
reins参照無しに取材ってあり得ないでしょう
論じる価値もないので、淡々と反証データを引用するだけでよいと思います
お疲れさまでした
相変わらずですね、この人…。
skyzの適正坪単価と売れ行きを思いっきり見誤ったのが恥ずかしいのか今でもいろんな記事でバブル崩壊の発火点として同マンションを示唆していますよね。
住宅評論家としての姿勢に問題があると思います。
こんにちわ。
こういった類の記事が書かれる理由は単純だと思ってます。
編集者にとってメリットがあるからじゃないですかね。
要は湾岸地域の価格高騰にメリットを受けられず、貶めることでメリットを享受する連中がいるということです。
もし自分がマスゴミ関係者なら自分の持ち家地域の価格を上げるために策を講じるでしょう。
実際に湾岸、豊洲が住み良い街であることなんか彼らにはどうでもいいわけです。
まあ人間は所詮自己中です。企業も自己中です。
それを先読みして利益を享受するしかないと思います。
つい先日、東雲エリアにマンションを購入したばかりでして。
嫁が中国人で日本語も読めるものですから、彼女がこの記事読んで少し不安になってたんですよね。
僕も、現代が書いた記事でしょ?信じたらあかん、と言っていたのですが、
のらえもんさんの記事転送したら安心してました。
Sってまだこんなことしてるんですね・・・
もう湾岸のことなんか気にしないで、自由な人生送ればいいのに(笑)