読者の皆様、あけましておめでとうございます。
2017年を無事迎えることができました。
今年は金利と為替に注目する一年だと予想します。
2017年の新築マンション業界を考えれば、2016年と価格水準販売数とも均衡の年でしょう。2016年の首都圏マンション新規発売戸数はふるいませんでしたが、いまの価格水準からみれば少なくない人が、この相場を見てスルーもしくは別の選択肢、例えば中古マンションへ流れていったのだと予想がつきます。
グラフは国土交通省調べ。不動産経済研究所によれば、平成28年度の供給戸数は3.57万戸でバブル崩壊後最低の数字とのこと。
金利面においては、昨年末から徐々に住宅ローン金利があがりつつあることが若干気になります。金利が上がることは悪いことではないのですが、マンション購入層を直撃するからです。フラット35金利が2%を再び付けるようになれば、販売も大減速するでしょう。ただ、米国の景気回復は昨年夏から本格化しており、日本もまた景気回復フェーズに入ってます。このまま景気がよくなってくるといいですね。
一方で、為替相場は乱高下すると予想します。トランプ政権がまだどのようなスタンスかわからないからです。自国へのインフラ投資は予告通り行うのでしょうけど、諸外国特に中国と貿易戦争をするかはまだ未知数だからです。高い関税をかけ、元安を許さないという強気で行くなら釣られる形で円も高くなっていくでしょう。昨年夏の101円くらいになると、インバウンド需要も急減してしまいます。。。ですがが、トランプは現実主義者だあれは選挙戦術だという声もありますし、もう始まってみねぇとわかんねぇなこれ。みたいな状況です。
さて、今年の抱負でありますが。
湾岸の妖精というポジションはそのままにしつつも、もう少し消費者に対して正直なサービスが提供できるような事業を、「のらえもん」という名前を使ってプロデュースをしてみようかと考えております。ただ、事業者自身となって自分が書ける範囲が狭まるというのもまた違うと考えていまして、その塩梅をいま詰めているところです。またみなさまに発表できる段階になれば、こちらのブログでお知らせいたします。おそらく冬のうちには。
それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
今年もブログ、楽しみにしています。
最近、商売づいてるように思うのは、私だけ?
昔の、湾岸マンション好きのピュアな記事な好きだったものより。