ブリリア有明シティータワー モデルルーム訪問 その１の続きです。
価格と共用施設についてです。

共用施設

ブリリア有明シティータワーは、ブリリア有明シリーズ直系のドでかい共用施設を持っています。最も高く売れるはずの最上階を共用施設にしてしまうパターンはオリゾンマーレ・ブリリアマーレ有明に次ぐ3番目のマンションとなります。600戸級の持ち物としては過去最大級です。

その名も「The Resorts」

・「メインラウンジ」

このエントリの画像出典：ブリリア有明シティータワー公式Webページより

・「ラウンジwithキッズ」

・ゲストルーム4室

・最上階展望SPA（1回200円！）

この他にも

• 最上階テラス2か所
• ジム
• セラピールーム
• キッチンスタジオ

また、このほか1Fにママズラウウンジ＆キッズルームとエントランスラウンジがあります。
手数で考えれば、ブリリア有明スカイタワーと並ぶか超える感じですね。

庭もヤシの木を植えたりと結構こだわってます。

有明のマンションに付き物のプールは付いていません。そのかわりマーレで好評だったお風呂を最上階に持ってきたと営業さんから聞きました。営業さんによればかなり利用人数に差があったとのことでした。プールと風呂の両方を維持するのはかなり大変ですから、利用率の多そうな方をとって正解かもしれません。
1回200円という価格設定ですから、入居後しばらくは大人気じゃないでしょうか。
しかし、、、このSPA2のCG画像、景色が書いてません。スカイタワーと距離が離れているとはいえ、お見合い気味になるので擦りガラス状で外見えないのかもしれません（20130428 コメントいただきました。やはりすりガラスのようです。少し残念です）

価格

さて、価格です。予定価格表を何も言わずにくれました。PT東雲と違ってやりやすいです（笑）
提示された価格表はブロック的な表示になっており「○～○階まで5000万円台」という表記でした。
今回、中心に書かれていた階数に間を取って○○50万円という表記にしております。

ブリリア有明シティータワー・予定価格表2013GW版 高層階
クリックすると大きくなります

ブリリア有明シティータワー・予定価格表2013GW版 低層階
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価格表の灰色部分は今回発表されていない部分です。頭のいい方ならお分かりになると思いますが、ここが価格調整分です。
たとえば、18Fに4000万円、10Fに3900万円と書かれていますが、9F～19Fまでをこのレンジに収めるか、9F～25Fをこのレンジに収めるように調整するのかは今後次第ということになります。

32Fのプレミアムフロアを除く全戸平均価格はだいたい246万円。のらえもんの事前予想@245とほぼ一緒でした。価格調整が今後行われるにしても、プラマイ5万円程度に収まるでしょう。

BACの価格表を見て思うのは、かなり角部屋プレミアムを入れてるなぁ、と。ざっと坪単価15万～25万円ほど盛っています。
ここの角部屋は専有面積が多少狭いうえにスパン幅をかなりとっているので、ちょいと狭い部屋で開放感抜群という特色となります。

方角的傾向はあんまりなくて僅差です。よくある南＞＞東≧西＞＞北という一般的な値付けではありません。北西高層階は少し盛り気味ですが、狭い1LDKタイプなのでそもそも少し割高ですからこの辺差し引くとどこの方角を選んでも一緒です。一方角部屋は南≧西＞東＞北という順番。よって北角は5000万円後半で角部屋かつ有明から見る都心夜景を楽しむことができます。

全体的に割安な価格設定にした低層階はともかく、中層から高層にかけての階数偏差はあまりありません。1階上がる毎に20万円前後の差となりそうです。BASはこの差を35万くらい付けていました。「高層ほど高価」という震災前の常識はここ有明においても変わってきたな、という印象です。

PT東雲と同じく、中住戸では「5000万円前後」を強く意識した価格表となっていることがわかります。湾岸タワーマンションを検討される方はこの辺がひとつのボリュームゾーンなのでしょうか。

管理維持費等の考察と総評は次のエントリで。

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